Glen Scotia 1992-2008 BBR Berrys’ Own Selection Cask#220&234 55.7%
香りはまず紙のニュアンスが少し漂い、次に干し草、微かにリンゴなどのフルーツ感。焦げた樽のニュアンスがあるが、あまり華やかな印象は無い。時間を置くとカスタードが香りに変化してきて、これは良いニュアンス。
味わいは、青臭い草、甘草のような薬草様、洋ナシ、プラム、オレンジのような多彩なフルーツ感が割としっかりと出てくる。少し土臭さ、海藻。最後にシェリー樽のようなニュアンスが微かに残る。
【Good】
BBRのグレンスコシア、カスクストレングスものです。香りも味も、どちらも最初にちょっとオフフレーバー的な部分が目立ちますが、中盤から結構多彩なフルーツ感が支配してきて美味しさが広がります。味わいはなかなか複雑さが目立ちますが、度数ほどのアタックやボディの強さは感じられませんでした。2樽のヴァッティングのようですが、どのような原酒を混ぜたのかが気になりますね。
グレンスコシアは、オフィシャルのボトルはもう少し乳製品っぽいニュアンスが強かったと記憶していますが、このボトルからはあまり感じられませんでした。香りの後半に感じられたカスタードっぽさが少し近かったかもしれません。
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