秩父ウイスキー祭り 試飲

秩父ウイスキー祭りに参加してきました。50本くらい試飲したので、さすがに全部を覚えてはいませんが、特に美味しくて記憶に残ったものを幾つか。

ボウモアは序盤に3種類試したので割と記憶がはっきりしています。3種類の中で一番良かったのは、カスク&シスルの2000-2013。バランスが秀逸で、フルーツ感が多彩でした。ハイスピリッツのボウモアも結構好印象。オールドマスターズの16年は、ちょっとピートが強くて苦手な方向性でした。

サマローリのコイルティーン1993-2007。アイラモルトのブレンドらしいです。フルーティさはあまり無く、しっかりとしたピート、ヨードっぽさが良い感じでした。

信濃屋さん向けのケイデンヘッド ダルモア1989 24年。厚みのあるボディと、しっかりした熟成感が良いバランス。ケイデンのスモールバッチはあまりハズレが無いと思います。

ソサエティの軽井沢1991を試飲。20年オーバーのはずなのですが、若さを感じたのが不思議でした。軽井沢らしい出汁醤油感もありましたがあまり強くはなく、全体的には小振りな感じがしました。

画像はありませんが、スコシア・ロイヤルのインチガワー 1978 34年。オレンジのような柑橘系の凝縮した感じがとても好印象で、ボディの強さと熟成感のバランスが秀逸でした。結構な値段がしますが、これは確かに良いボトル。今回試飲した中では一番だったかもしれません。

そして、イチローズモルトのニューリリースのお披露目が。カードシリーズ、ジョーカーが2種類。カラーの方は1985年~2000年のヴァッティング、モノクロの方は1985年のシングルカスクでラスト3年はミズナラ樽でのフィニッシュだそうです。味わいとしては、カラーの方が好印象でしたが、モノクロのミズナラによる香木感も捨てがたい、というような、好みが分かれそうなラインナップでした。

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