ブラインドサンプル from きりん力さん (1)

モルト仲間のきりん力さんからブラインドのサンプルを頂きました。ありがとうございます。4種類もあり、どれもシェリー樽と思われる色合いをしていますが、果たしてどうでしょうか。

【Blind Sample A from きりん力】

香りはドライレーズン、オレンジピール、カラメルとプリンのようなカスタード感、カカオマス、木の皮、メンソールっぽいスッとしたアルコール感、少しバターのようなオイリーさも感じる。

味わいはビターチョコレート、ネーブルオレンジ、ドライイチジクなどのフルーツ感。ミドルからカスタード、クリーム様のオイリーなニュアンス。スパイシーさはあまり無い。フィニッシュにかけて少しタンニン様の収斂味があるものの、穏やかな甘さが残る。

【G/VG】

香りは良いシェリー樽のニュアンスを出していて、少し高貴なニュアンスも感じられる。
味わいからは結構な熟成年数を感じるが、さらに加水してあるものと思われ、かなり飲みやすい。
若々しさや荒々しさを感じず、ボディが少し緩めであるところなどから、結構な長熟であると思われる。
かなりシェリー樽の強さを感じ、樽の影響が強い印象。

恐らくオフィシャルの長熟、加水ボトルと思われる。
典型的なシェリー樽のモルトだが、軽井沢のような出汁醤油っぽいニュアンスは感じられない。
ピートや塩気、オリエンタルな要素などもほとんど見当たらないことから、スペイサイドかハイランド系と思われる。

【予想蒸留所】①グレンファークラス ②グレンドロナック ③モートラック
【蒸留年】1980年頃
【熟成年数】25年程度
【度数】40-43%

上記の内容でメールをお送りした結果……。

グレングラッサ
GlenGlassaugh (Murray McDavid “Mission” Fresh Sherry/Syrah)
【蒸留年】1978年
【熟成年数】28y.o
【度数】46.6%

ということで、グラッサでした。シェリー樽とシラー(赤ワイン)樽で、フィニッシュものでしょうか。度数よりも緩い印象があり、OBと感じてしまったのはその辺りによるものかもしれません。確かに、グラッサのイメージとしてある草感はメンソールっぽい香りの部分、蝋のようなニュアンスはバターのような部分で捉えられていたように思えますが、シェリー樽のニュアンスが支配的で、グラッサとは思い至りませんでした。蒸留年や熟成年数、度数はそこそこ合っていたのが救いでしょうか。

あまりワイン樽フィニッシュという意識も持たず、美味しいシェリー樽モルトとして頂けました。こういうのもあるのですね。勉強になりました。

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