余市蒸留所 原酒 シングルカスク 20年

Yoichi Single Cask 20yo (Yoichi Distillery only Cask#400663 59%)

香りは青い果実を思わせるフレッシュ感、プレーンな麦、メロンのような甘い香り、梅、乾燥させたプラム、やや乳酸系の酸味を含むのニュアンスもある。

味わいは、アタックに強いウッディネス。樽の影響による渋みが少しある。遅れて透明な麦の甘さ、さらっとしたバターのニュアンス。フィニッシュにかけて香木感、収斂味とスパイシーな余韻が残る。

【Good/Very Good】

余市蒸留所で限定販売されている構成原酒のうち、これは20年ものです。新樽による20年の長期熟成ということですが、樽の影響が結構強く出ているものの、原酒のパワフルさもあってか負けてはいない印象でした。プレーンな原酒の味わいとは対極にあるような、原酒と樽の競い合いを見ているようでなかなかに興味深いボトルでした。

サーブしてくれたバーテンダーさんと会話をしていたのですが、余市は結構こういう新樽も使っているそうですね。全てが良い方向に作用しているわけではないのでしょうが、確かにバーボンカスクとは異なる味わいに仕上がっていて、このあたりがジャパニーズ・ウイスキーの香味を構成する要素のひとつになっているのではないかと感じました。個人的にはフィニッシュあたりに感じた香木感はその現れかな、と。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中