ブラインドサンプル from pppさん(2)

続いてpppさんからのサンプル2つめです。

【Blind Sample B from pppさん】

香りは熟したリンゴ、蜜蝋、白い花を思わせるワクシーさ、軽く白桃、ヨモギ、重さを感じる水に濡れた草の茂み、軽く機械油、鼻をつくアルコール感少しあり。

味わいは、とろんと粘性のあるアタックから始まり、バニラ、バター、ホワイトチョコレート、カスタードプディング、マジパン、ミドルに紅茶のニュアンス、鼻抜けもバニラ感が強い。嫌味なところがほとんどなくするっと通りすぎる。フィニッシュはチョコチップを混ぜたバニラアイスのような甘さが長く続く

【Very Good】

香りは良いフルーツ感と共に、もったりした重めな感じのオイリーさやワクシーさを感じた。良いニュアンスとオフフレーバー気味のバランスが微妙なところで、それが複雑さを出しているように感じられる。

一方、味わいではほとんど気になるような部分は無く、バニラ系の甘さが特に強く感じられた。バーボンカスクなのかとも思ったが、奥の方に広がる紅茶のニュアンスやフルーツ感はシェリーカスク由来のようにも感じられ、度数もあまり高くないことからオフィシャルのヴァッティングものなのではないかと推測した。

味わいは塩気をほとんど感じない。また、香りの油っぽさはラフロイグのあたりに感じることも多く、ピーティさとフルーツが合わさるとこう感じるのかもしれない。とはいえ、ラフロイグの味わいではない……と思う。香りのワクシーさあたりから組み立てて、予想は次のようにした。

【予想蒸留所】①グレングラッサ ②ベンロマック ③ボウモア
【蒸留年】1980年台
【熟成年数】20年程度
【度数】43-46%

上記の内容でメールをお送りした結果……。

バルブレア
Balblair 38yo 1966 (Official Bottle “Limited Edition” Spanish Oak Cask 44%)

バルブレアのオフィシャルボトル、60年代蒸留の38年ものでした。

バルブレアはほとんど飲んだことがなく、ハウススタイルなどは掴めていないのですが、このボトルは香りと味わいにギャップがあり、その辺りも含めて複雑さに富んだ内容が印象的でした。ちょっと地味目な印象のある蒸留所でしたが、少なくともこのボトルはそんなことはなく、時間をかけた分だけ様々なニュアンスが拾えそうなモルトでした。

まだ少し残っているので、もう1杯はゆっくりと時間をかけて頂こうと思います。pppさん、貴重な1960年代蒸留の長熟ボトルをありがとうございました。

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