ブラインドサンプル from くりりんさん

先日の持ち寄り会で、有難いことにブラインドのサンプルを頂きました。ありがとうございます。早速テイスティングを楽しませて頂きました。

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【Blind Sample from くりりんさん】

香りはオールドらしさを伴ったオイリーさ、濡れた布、タール、イチジクのニュアンス、微かに薄荷のようなハーブ感。

味わいは優しいアタックの黒蜜、少し凝縮感のあるドライレーズンやイチジクのフルーツ感、ミドルからオイリーなニュアンス、軽く収斂味、奥にタールのようなピーティさが下支え、喉の奥からの返りは清涼感のあるハーブが残る。フィニッシュは軽く、糖蜜とスパイシーさが残るがすぐに消える。

【Very Good】

香り、味わい共に典型的なオールドブレンデッドの傾向が伺えるのだが、味わいに華やかさがあることと、かなりくっきりと芯が通っているように思え、オールドのオフィシャル加水ものなども考えた方が良いのかが悩むところ。

味の傾向としてはアタックにカラメル系の味わいが来ていることから、オールドブレンデッドで考えることにした。タールのようなニュアンスなどが、自分が一番飲んだことのあるジョニ黒に近い印象がある。ボトルの状態によるため一概には言えないだろうが、80年代、70年代よりも上記の通りくっきりと芯が通っているところが、もっと昔の物なのだろうか。この辺りの特定は流石に経験値が不足していて確かなことが言えない。

【予想蒸留所】ブレンデッド ジョニ黒
【蒸留年】1960年頃(60年代~70年代前半流通品)
【熟成年数】12年程度
【度数】40-43%前後

さて、その回答は……。

ジョニーウォーカー 黒ラベル 12年 1980年代後半流通品

正解は、ジョニ黒のオールドボトル、80年台後半流通品で、香港まわりの免税店向けリッターボトルでした。

年代の特定についてはブレてしまったものの、ジョニ黒というチョイスはピンポイントで当てることができたので安心しました(笑)

80年台後半でもタリスカーのしっかりとしたピートが効いている点をブラインドで味わって欲しかったとのことで、確かに自分もタールのようにじっとりと広がる重厚なピーティさに特徴があると考えてジョニ黒指定にしましたし、昔のジョニ黒らしい、と言えると思います。ピートの下支えがあって、その上に立体的に広がる様々なフレーバーのバランスは、今のジョニ黒には無い味わいでしょう。

また、このボトルはとても状態が良いようですね。ボトル外観もとても綺麗ですし、それに比例するように味わいにもヘタったところは感じませんでした。さすがに30年も経つと周囲の状態に左右されてしまうこともあるかと思いますが、こうして良い状態で昔の味が楽しめることは本当に貴重だと思います。

くりりんさん、良い出題をありがとうございました。

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