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春雨ブルー 30度

宮里酒造所 春雨ブルー 30度

春雨カリーとの比較用に買ってみた、3年程度の熟成もの。こちらの方が米の甘さがしっかりしている代わりに、独特のクセのような味わいは控えめになっています。

クセのようなコクの部分は、古酒になればなるほど出てくると思っていたので正直意外でした。個人的には春雨カリーの方が好みですね。もっと熟成させるとまた違ってくるのかもしれないので、また違うものも試してみようと思います。

泡盛も蔵元は結構種類がありますし、度数や熟成年数の違いで様々な種類があるので、ハマると大変なことになりそうです。でも、意外と値段は安いですし、びっくりするような高いものは少ない印象ですね。本当に地元の酒といったイメージが強いです。

春雨カリー 30度

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宮里酒造所 春雨カリー 30度

泡盛です。
夏になって暑くなると呑みたくなる酒。夏前に1,2本買っておくことが多いです。

中でもお気に入りはこの春雨カリー。以前、呑み屋で泡盛の呑み比べをした際に、ちょっと独特のコクというか味わいが気に入って、以来よく呑んでいる定番です。味わいは米の甘さに加えて黒糖のような甘味、さらに黒糖を少し焦がしたような風味があって複雑さを出しています。素で呑んでも、料理に合わせてもいける。ロックにしてちびちびやるのも良いですね。

ちなみにカリーというのは「嘉利」と書くそうで、お祝い事で用いられる言葉だそうです。不思議な響きがあっていいですね。

バランタイン・ファイネスト 1970年頃流通品と現行品の比較

Ballantin’s Finest (arround 1970 760ml 43%)

香りは軽くオールド香、白ぶどう、洋ナシ、トーストしたパン、サトウキビの甘い香り、華やなエステリー感、爽やかな草やハーブのニュアンス。

味わいは白ぶどう、白桃、ミドルに流れるような蜂蜜、マジパン、軽くトーストのような香ばしい穀物感、全体的に軽やか、奥の方にフルーツの果汁感が潜む、フィニッシュに軽くオールド香による陶酔感があるが、すぐに消える。

【Good/Very Good】

1970年より前に流通していたと思われるバランタイン ファイネスト。760mlのボトルでJapan Taxのシールが付いており、ボトルの裏側には Ballantin’s の刻印が施されています。紋章もしっかりと赤色が入っていますので1970年代と思いましたが、裏の刻印があるともう少し前になるようですね。このボトルは外観も綺麗で、内容もかなり良い状態だと思います。変なヒネや異質な香りなどもありませんでした。

印象としては、全体的に軽やかで華やかな傾向です。軽くオールド香がありますがそこまで強くありません。白い果実とハーブのニュアンスが印象的で、そこにトーストなどの穀物感が良いバランスで絡んできます。スッキリとした爽やかな味わいで、決して重厚さやボディの強さはありませんが、なかなかに複雑で熟成感も感じます。若さやニューポッティなニュアンスはありません。

バランタインの原酒というと魔法の7本柱が有名ですが、あれは17年の場合だと思ったのでファイネストの場合はまた別でしょうね。一番下のグレードですが、それでも安い作りという印象はありません。むしろ今でいう「ちょっと良いボトル」になるのではないでしょうか。17年とかだと「高級酒」になると思います。あれ、今でもそうでしょうか……。

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比較用に現行のバランタイン・ファイネストを買ってきましたので、呑み比べてみました。

Ballantin’s Finest (arround 2010 375ml 43%)

香りは白ぶどうの皮、ジャガイモ、アルコールの刺激が強い、湿った土や落ち葉、ミネラル感、じっとりと重い薬草のニュアンス。

味わいはニューポッティ、ハーブ感を伴った白ぶどう、少し酸味も感じるメンソールのニュアンス、ミドルはミネラル感、軽く麦の甘さ、やはり若いアルコール感が支配的でフィニッシュも同様、ラストにスパイシーさが舌に残る。

【Okay】

ニューポットのような若いニュアンスが強く、また味の傾向としてはじっとりと重さを感じます。比較してみると顕著ですが、オールドの方は軽やかで爽やか、現行の方は爽やかさもありますが濡れたような重さ、といった感じでした。方向性が違うのでなんとも言えませんが、やはり飲んでいて楽しく良い気分にさせてくれるのは、自分にはオールドボトルの方でした。

[日本酒]菊姫 純米無濾過 山廃仕込み

菊姫 呑切原酒 純米無濾過 k-7 山廃仕込み

 久々に日本酒でガッツリした奴に出会った。

酸がしっかりというかガッツリと乗っていて、かといって辛口ではなく米の旨味がギュッと濃縮されている一本。アルコール度数も19%と、原酒ならではの味わいが楽しめる。フルボディで主張の激しい、でもハマればフィニッシュには最高のお供になるでしょう。

豊久仁 本醸造 袋しぼり

豊久仁 本醸造本生 袋しぼり

本醸造ということで、最後にアルコール添加をしているのだけれども、それを見越した酒の設計がしっかりとできていると感じる一本。米の雑味が穀物の味わいをうまく伝えてくれていて、ほっこりとした落ち着いた味わい。

夏ではなく秋口に飲むと楽しそうな一本。