サントリー 響 年数表記なし 750mlボトル 1990年代中頃流通品?

Suntory Hibiki (No-Age-Statement 750ml 1990’s middle)

香りはヒノキ、桐などの良い木の香り、爽やかなハーブ、オレンジピール、バニラ、洋ナシ、麦と木の皮、微かにイチジクとセメダインのようなのニュアンス。

味わいは、淡い蜜、こんぺいとう、すぐに鼻抜けが香り、良い香木感、白い花の香りが押し寄せる。徐々にリンゴ、洋ナシなどのフルーツ感が出て、その後に栗の渋皮のようなタンニン様と軽くブラックペッパーのようなスパイシーさが残る。フィニッシュにかけては、じんわりと落ち着いて染みこみながら消えていくような儚い印象を残す。

【Good/Very Good】

サントリーのブレンデッドである響です。ラベルやボトル容量などから、恐らく1990年代の中頃に流通していたボトルだと推測されます。

響の素晴らしい所は、そのバランス感にあると思います。特に香りに顕著で、嫌味のない木のニュアンスがとても良く立ち上り、まるで新築のログハウスか森の中にでもいるかのような気分にさせてくれます。味もひっかかるところがなく、流れるようで線が細いですが芯が通っている印象でした。総じてバランス感が優れていて、よく出来たブレンデッド・ウイスキーだと思います。

響が発売になったのは1989年でしたでしょうか。そこから現在まで続いているわけですが、味わいは結構変わってきています。このボトルは比較的初期のものと考えていますが、やはり現在の流通品と比べると中身はかなり違っています。アルコール感が無く、ひっかかりの少ないあたりがこちらのボトルの好ましいところです。

値段も比較的お手頃で手に入るので、いつも手元に置いておきたいボトルです。

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