ボウモア 12年 2000-2012 カスク&シスル

Bowmore 2000 12yo (“Cask & Thistle Collection” Cask#0216 57.3%)

香りは良く熟れたグレープフルーツ、ただれかけの柑橘、マンゴスチン、瓜系の野菜感は悪くない、塩バター、海のニュアンスがふんだんに香るピート。

味わいは、まったりとバターのよう、濃い塩バター飴、凝縮された濃い味のデコポンのようなフルーツ、ミドルからマカダミアナッツ、オイリーさもかなり強め、染みこむ適度な麦感、ややまったりとしたヌガーのようなフィニッシュ。

【Good/Very Good】

カスク&シスルのボウモア、2000年蒸留の12年ものカスクストレングスです。以前に記事にしたことがあったのですが、久しぶりに引っ張り出してテイスティングしてみた結果、結構変わっていたので再度投稿しています。

口開け当初はかなり若さと荒々しさが目立ち正直微妙な印象だったため、暫く放置した方が良いと思い押入れの奥に仕舞うこと9ヶ月ほど。久々に気になって飲んでみたところ、目論見通りかなり落ち着いてふくよかなと味わいに変わっていました。こういう変化はウイスキーの楽しみな部分のひとつですね。

柑橘系のフレーバーという点では共通しているのですが、前はレモンなどのサッパリとした方向だったものが、時間を置くことによって、デコポンのようなもっと濃厚な方向になってきました。過熟感のあるフルーツ様も前は感じなかったニュアンスです。

空気に触れることでの変化を楽しめるのもモルトならではの楽しみ方のひとつ。体調などによっても変化してしまうものですが、同じボトルでもどんどん表情が変わっていく、その時間の経過を楽しむのも一興ですね。考えてみれば、長期間の樽熟、開栓後のボトル変化、そして1杯のグラスも時間をかけて楽しめるもの。モルトを楽しむには時間という概念は切っても切れない縁。時間に思いを馳せることで、モルトの魅力がより一層引き立ちます。

なんてことを考えながら頂きました。

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