オールドプルトニー 12年 (2006年頃ボトリング)

Old Pulteney 12yo (OB around 2006 bottling 1000ml 43%)

香りはバニラと蜂蜜、軽くシェリー系の甘やかな香り立ち、塩気、トフィー、オレンジピール、干したホタテ貝のニュアンス。

味わいはオレンジピール、チョコレート、軽く塩味を伴うスパイシーさ、まったりと染みこむようなタンニン様、鼻抜けには鞣し革のようなニュアンス、しっとりとしたバニラケーキ、甘さと共に少し苦味も感じるライトなフィニッシュ。

【Good】

大好きなオールドプルトニーのスタンダードレンジ、12年ものですが、このボトルは2つ前のラベルになります。情報を拾っていくと、恐らく2006年頃のボトリングと思われます。経年変化の具合を確かめたくて、もう少し時間が経ってから開けようかと思っていたのですが、なんとなく気になって開けてしまいました。

香味共に、プルトニーらしいと感じるバニラ様と塩気のニュアンスがしっかりとありますが、チョコやトフィーなど意外とシェリー樽のニュアンスが出ています(この辺りは後述します)。しっとりと染みこむようなテクスチャーで、さすがに複雑さはあまり無いものの、ひっかかるところの少ない秀逸なスタンダードボトルといったところです。

まだ開けたてなので、もしかしたらもうちょっと開いてくるんじゃないかな、と期待を込めて待ちます。

.

さて、このボトルは前述の通り2006年ころのものと思われます。
現在のスタイルのプルトニー12年は1997年からリリースされていますが、2004年に一度ラベルがリニューアルされているそうです。その後、2006年、2008年頃、2011年とリニューアルがあり、2011年からは現在のラベルが続いています。この辺りはボトルよりも外箱を見ると分かりやすく、

  • 2006 : 年数表記が四角、Old Pulteneyの文字の上
  • 2008 : 年数表記が四角、Old Pulteneyの文字の下
  • 2011 : 年数表記が丸

という順番になっています。

このボトルを箱から取り出してみてすぐに違和感があったのが、その色の濃さ。ちょうど手元に現行の12年があったので比較してみたところ、やはり明らかに色合いが濃いです。シェリー樽のヴァッティングのバランスがかなり変わっているのでしょうか。一瞬カラメル着色も考えたのですが、この時代ではあまり考えられないのと、飲んでみてもかなりシェリー系のニュアンスが出ていました。最近のプルトニー12年とは明らかに方向性が異なることが分かります。

2014年ボトリングと思われる12年と比べてみると、

  • 2006 : オレンジ系の少しまったりとした柑橘、トフィーの甘味
  • 2014 : フレッシュなレモン系、若干ボディが薄め、バーボン樽主体の軽快で爽やかな柑橘
  • 共通 : 塩バターやバニラ様、フィニッシュの軽い苦味を伴う樽木のニュアンスは共通項

といった感じでした。味わいの方向性が少し違うのですが、でもやはり飲んでみるとどちらもプルトニーらしさを感じますし、どちらが良いというわけでも無く、要は好みの問題かなと思います。

個人的には、どちらかというとバーボン樽主体の現行の方が、プルトニーの甘じょっぱい塩バター系の味わいがしっかりと出ている気がして好みかな、と思いました。一方で、染みこむようなテクスチャとボディの厚みは前の方が良いですね。

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