グレングラッサ 5年 ハンドボトル オロロソ・シェリー オクタブカスク

image

GlenGlassaugh 5yo 2009-2014 (OB Hand Bottling 500ml 58.4% Oloroso Sherry Octave)

香りはビターチョコレート、ドライレーズン、バタースコッチ、ハーブを漬けたオイル、薬草のニュアンスと良い樽香、シロップ漬けのフルーツ、微かに紹興酒のニュアンス。

味わいは、まず突き刺すアルコール、辛味がありスパイシー、タンニンの収斂味、ボディは薄い、ミドルから鉛筆カス、ホットチョコレート、レーズン、ラズベリー、ヨモギのようなハーブ感、生のナッツのオイリーなニュアンス。

【Okay/Good】

グレングラッサ蒸留所で購入できるハンドボトル。ちょうど5年という短熟で、オロロソシェリーのオクタブカスクという異色のものです。普通では考えられないようなちょっと不思議な組み合わせに、思わず買ってしまいました。

image

香りは微かに若さを感じるものの、シェリーカスクの良い香りの成分が出ており、チョコレート系の甘さと少し苦さもありそうなハーブ感が良い具合にマッチしています。ここまでは5年とは思えないくらい良くまとまっていると思います。

一方、味わいは短熟らしく非常にピーキーで、まず強いアルコールの刺激がピリピリと主張します。薄めのボディも若さゆえでしょう。後半でようやく味わいらしいものが出てきていますが、生乾きのナッツ感などの少しオフフレーバー気味の部分も見え隠れします。少しの加水でピーキーさは和らぎ、ナッツのオイリーさが主張してきます。こちらの方が良さそうです。

小さい樽で5年、味わいに未熟感が残るものの、そこそこ良いまとまり方をしています。しかし、あまり長い時間をかけると今度は激渋のシェリーモルトが出来上がると思いますので、やはり長熟には向かなさそうです。

従来からのハウススタイルはさておき、ある意味グラッサの原酒の質を感じられるボトルです。そう考えると、少しオイリーでハーブ感のあるような独特のニュアンスなどが、グラッサの特徴と言えるのでしょうか。2008年の再起から早6年のグラッサですが、今後にも期待したいと思います。

ちなみにこのボトル、何名かのモルト仲間にテイスティングしてもらいましたが、好みが結構分かれるようで、そういう意味でも個性的なのではないかと思いました。熟成年数の若さをどう感じるか、というのが気になったのですが、10年未満の凄い若いという回答は意外と無く、20年程度と感じることも多かったようです。まあ5年というのは普通はあまり考えない範囲かもしれませんが、若すぎて嫌だ、という回答もありませんでした。オクタブカスクの熟成の早さが良い方向に働いているのかもしれません。好みはそれぞれですが、なかなか珍しいスペック、味わいですし、ちょっとしたことでツボにハマりそうです。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中