月別アーカイブ: 2015年6月

酔鯨 純米吟醸 なつくじら

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酔鯨 純米吟醸 なつくじら

フルーティだけれども、酔鯨らしいちょっと独特の味わい、プラスして酸味が強く不思議な感じ。

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ボウモア 17年 1994-2011 BBR

Bormore 17yo 1994-2011 (BBR Cask#1714 53.6%)

香りは良く効いたピート、グレープフルーツの皮の内側、どくだみ、野草、やや機械油のようなオイリーさ、ワックス、新し目の家具。

味わいはしっかりとしたルビーグレープフルーツ感、ジューシーでフルーティ、ベタつかないキレのよさ、ピートとヨードもっしっかり、メンソールとミント、若々しさとこなれた麦感が見え隠れする、旨味たっぷりな麦感と適度なフルーツ感がサッパリと良い余韻を残す。

【Good/Very Good】

BBRのオリジナルラベルの1994ボウモアです。

香りからはしっかりとしたピート感、ボウモアらしい海のニュアンスの効いたグレープフルーツが感じられます。ちょっと気になるような機械油のニュアンスが不安を誘いましたが、飲んでみると思った以上にジューシーで驚きました。トロピカルフルーツ! といった感じではありませんが、グレープフルーツがしっかり感じられ、想像以上にパワフルなボディは迫力があります。スーッとした清涼感のある草のニュアンスが香り味共に感じられ、良い塩梅です。

ボウモアといえば1993年がビッグビンテージと言われていますが、それ以降のものは概ね良い味になってきていると思っています。1992や1991のものでも、いわゆるパフュームがのっていないものもありますが、1993以降ならまず間違いないのでしょうね。2000年ころになってくると、若さ故か紙っぽいニュアンスが出てくることが多々ありますが、このボトルはそういったマイナスのニュアンスはありませんでした。香りの機械油っぽさだけが引っかかるところでしたが、それもかなり控えめのものなので気にならないくらいです。

ボウモアも今ではボトラーにあまり良い樽を回さなくなった、などと言われていますが、それでも少しずつは出てくるのですべてを辞める方向にはなっていないのでしょう。ラガヴーリンやアードベッグなど、ほとんど出てこない蒸留所もありますからね。原酒不足もあり、良い樽のシングルカスクが出てこないとなると残念ですが、ともあれ、このボトルはしっかり美味しいボウモアでした。

キャパドニック 22年 1991-2014 BBR レトロラベル

Caperdonich 22yo 1991-2014 (BBR Retro Label “Selected for WHISK-E” Cask#78969 53.6%)

香りはバター、バニラ、ミルキーで若干オイリー、透明感のある麦、やや酸味のあるリンゴ、やや刺激的な青草を伴うアルコール感。

味わいは塩バター、香り同様の酸味があるリンゴジャム、ミドルからピリピリとペッパー様、典型的なバーボン樽、余韻にしっかりとバニラの甘味とキリッとした返り、あまり長くなく切れる。

【Good/Very Good】

BBRのレトロラベルからキャパドニック1991です。

香り、味わいともにプレーンなバーボン樽らしさが良く出ています。結構な塩味もあり、良いバーボン樽で熟成されたと思われる香味に酸味を伴ったフルーツ感は、ブラインドで出されたらプルトニーのオフィシャルカスクストレングスと答えてしまいそうで、結構な共通点を持っていると思いました。22年という熟成ですが、樽の強さは控えめ。一方で未熟感なども当然なく、丁度いい熟成期間を楽しめる頃合いだったのだろうと思われます。

そういえば、キャパドニック蒸留所も既に閉鎖されていたのでしたね。グレングラント蒸留所のすぐ隣にあったようですが、面影を見ることもなく全く気づきませんでした。酒質は悪くなかったのだと思いますが、不況のあおりを受け時代に翻弄されてしまった蒸留所だったのでしょう。