月別アーカイブ: 2015年7月

ウイスキーミュージアム

九州旅行の途中で、行ってみたい場所がありました。

tumblr_inline_ns2g7jTW2M1so1izs_540.jpg大分は日田にあるウイスキーミュージアム。

ウイスキーのボトルも多いですが、それ以上に関連するグッズ、ポスターやコースター、人形などの置物、什器、食器など、ウイスキーに関連するあらゆるものがコレクションされています。こういう博物館は珍しい、というか世界でもここしかないそうです。

館長は中学生の頃からウイスキーの格好良さに憧れ、様々なグッズを集めるようになったそうです。以来30年以上にわたってのコレクションがところ狭しと並べられていました。

 

tumblr_inline_ns2g8a2xbM1so1izs_500.jpg
中央にドーンと鎮座する、余市蒸留所の最初期のポットスチル。ジョニーのおっさんの大きな人形などが目を引きますが、細かいものも本当に興味深いものばかりでした。

 

tumblr_inline_ns2g8v7yai1so1izs_500
それにしても、よくぞここまで集めたものですね…。館長ともいろいろお話をさせてもらって、本当にウイスキー好き、コレクション好きなんだなあ、というのがよく分かりました。

まだまだ秘蔵のものがたくさんあるそうです。次に訪れる時にも楽しみにできそうです。

広告

ジョニーウォーカー 黒ラベル 1980年台流通ボトル

Johnnie Walker Black Label (around 1980’s distribution 750ml 43%)

香りは軽くオールド香、ホコリ、ポリッシュの効いたアンティーク家具、カラメル系の甘い香り、奥にしっとりとしたタール、軽くピーティなニュアンス、軽く清涼感のあるハーブ、微かに蜜柑と桃の缶詰のニュアンスが見え隠れする。

味わいはまったりとしたトフィーな口当たりだが、すぐにやってくるのはしっかりとしたピート感、タール、木の樽の渋みが適度で心地良い、ミドルにはカカオ、トフィー、キリッとしたミントのニュアンス、ピートが下支え、カカオとタールのような味わいが良い余韻を残す。

【Good/Very Good】

1980年代の前半流通と思われるジョニ黒です。

程よいオールド香と、この頃のジョニ黒らしい甘さ、清涼感、そしてタールのようなしっかりとしたピートが感じられ、全体的にくっきりとした輪郭が心地良いです。自分がオールドのジョニ黒に求める部分がしっかりと出ていて好印象でした。ブレンデッドなためシングルモルトと比べるとボディは優し目ですが、現在流通している大半のブレンデッドのようなニューポッティさも無く、良質な原酒のブレンドが楽しめると思いました。

オークションで3000円程度で落札したボトルでしたが、外箱もボトルそのものの状態も非常に良好で、味にも過度なオールド香もないことから保管状態がとても良かったのではないかと推測しています。今日はストレートで楽しんでいますが、ハイボールにしても独特のピート+オールド感が良いアクセントになってくれるのでオススメです。そうするとあっさりと1ボトル空いてしまうのがちょっと残念でもあり……。

美味しいとすぐなくなってしまうというのは、なんとも切ないものですね。

ところで、こうしてボトルと外箱を並べて見てみると、ジョニ黒の特徴でもある斜めのラベルがちょうど良い具合に並ぶんですね。改めてよくよく見てみると格好いいです。

ミルトンダフ 22年 1989-2012 BBR

Miltonduff 22yo 1989-2012 (BBR Cask#449009 54.3%)

香りは濃厚なミルク、バター飴、蜂蜜、バナナシェーキ、レモン水、微かにシナモンとジンジャー、

味わいはバナナとミルクのニュアンスが支配的、ミドルからじんわりとスパイス、ブラックペッパーのような刺激、香木のような鼻抜けと返り、フィニッシュにかけてもミルクジンジャーのような味わいが続く。

【Good/Very Good】

BBRのオリジナルラベルからミルトンダフの22年、1989年蒸留です。

香り、味ともにバナナやミルクのニュアンスが支配的で、典型的からやや甘めのバーボン樽らしさがしっかりと出ているようです。味わいはハイプルーフな部分からか、途中からスパイシーなニュアンスも感じられ、甘さとスパイシーさが同時に楽しめるモルトでした。

BBRのボトルは、概ね樽感もナチュラルで熟成期間も短すぎず長すぎず、どことなくプレーンなものを好んで詰めているように感じられます。そのためかどうしても個性的なものというのは多くは出てこない印象なのですが、安定した品質を抑えめの値段で出してくれるボトラーズという認識です。元々がワイン商でかなりの老舗なようですし、長く愛されるための品質を保つことに尽力しているのかもしれませんね。

あと、個人的にはこのオリジナルのラベルの方が、レトロラベルなどよりは全然格好良くて好きです(笑)