第2回 ウイスキー大持ち寄り会

モルト仲間のくりりんさんが主催された、ウイスキーの大持ち寄り会が先日行われました。

当日は80人を超える参加者がいらっしゃったということで、「大」とつけるに相応しい会となりました。またウイスキーだけではなく、コニャックなどのブランデー類、ラム、テキーラまであり、各人の嗜好と想いが良く出ているように思えました。これだけの会を取りまとめられた、くりりんさんはじめ有志の方々、本当にお疲れさまでした。

自分は昨年も参加しましたが、今回は特に20~24歳の若手が増えてきたように思えます。自分から見ても結構な歳の差が出てきてしまったわけですが、若い人たちには上の人に遠慮すること無く、どんどん自分たちの嗜好を広げていってもらいたいですね。勿論、ルールとマナーは守った上で、ですけれども。お互いに尊重しあって輪を広げて行けたら良いですね。

今回の会での自分のゴールは、とにかくいろんな人と話すことでした。おかげさまで初めての方や今までは2,3回お見かけしただけの方とも様々な会話ができました。ウイスキーのボトルそのものの話もそうですし、自分が知らない分野や時代の話を聞けるのも本当に楽しいです。ただウイスキーが好きという繋がりだけで、こんなに大きなネットワークになるんだなあと、改めて考えるとすごいことです。

一方で、スタッフの方々のお手伝いを積極的に買って出ていれば、もっと役に立てたのではないかと反省。後から考えれば考えるほど、スタッフの方々の労力は大変なものだったのだと思い至りました。次回もしくは似たような会があれば、力添えできるように動こうと思います。

さて、以下は特に気にいったり気になったりしたボトルの紹介です。

image

Old Pulteney 1989-2015 Light Peated 46%

プルトニー好きとしては紹介しないわけにはいかないですね。1989ビンテージで軽くピートを炊き込んでいるそうです。あまりピート感は強くなく、余韻に僅かに乗ってくる程度ですが、その分フィニッシュの複雑さは増していました。ボディまではいわゆるバーボンのプルトニー味なので、あまり冒険はしていない感じです。年数的には長めなのですが、意外と熟成感は強くなく、そこそこフレッシュさも残っていました。

image

カティーサーク12年、1970年代流通品
これは最近呑んでみたいと思っていたボトルだったので、この機会に呑めてよかったです。ボディはかなり軽いですが、香りに出てくる良いシェリー感やしみじみと乗ってくるピートは往年のモルトの味わいを想起させる内容です。あまり気取らずに家呑みでくつろぐのにちょうど良さそうです。

image

白州 蒸留所30周年記念 43%
シェリーカスクなのですが、意外と荒々しくパワフルなシェリー感でした。最初カスクストレングスかと思ったほどで、度数を見て本当に驚きました。周りも同じような印象だったらしく、おそらく原酒そのままではかなりエグい味わいだったのではないかと推測されるものでした。加水によってまとまりが出てきているようで、良い判断だったと思います。

隣は台湾の南投蒸留所のウイスキー。最近、カヴァランとともにMalt Maniacs では話題騒然らしいですが、今回は呑むタイミングを逸してしまいました。

image

ラフロイグ15年 200周年記念
今年がバイセンテナリーだというのに、全く呑む機会がなかったボトル。年末にようやく呑むことができました。意外とピート感もボディも強くないと感じたのは、既にこの時かなり酔っていたからかもしれませんが、ラフロイグはもっと消毒液っぽいイメージがあったので、割とフルーティなこのボトルは良い意味で裏切られました。ラフはあまり呑まないのですが、最近の傾向はこういう方向なのでしょうか。

image

Scotch Malt Whisky Society 124.1
ソサエティの124番は宮城峡、そのファーストボトルで1988年蒸留とのことです。
香りからもうこれでもかと魅惑的なフレーバー。おそらくはミズナラ樽なのではないかと推測される、伽羅や白檀のようないわゆるオリエンタルな香木感。香りだけでしばらく楽しめました。そしてバナナ、レモン、ヘザーハニー、 残り香に火薬のようなニュアンス。これらが驚くほど嫌味の無い、でもパワフルかつ個性的。なんとも言えない味わいには思わず笑ってしまうほどでした。本当にこのボトルは凄かった!

ソサエティのファーストボトルというこで、関係者も相当に力を入れたのではないかというお話でした。ニッカにミズナラ樽があったのかどうかは定かではないですが、この香りはどう考えてもミズナラ以外には無いと思います。昔はサントリーと樽の融通もあったのでしょうか。もしくはニッカ独自で本当にごく少量作っていたのか……。謎はつきませんが、不明なあたりもまた魅力的に映りました。

こういった持ち寄り会は本当に楽しいですね。自分が普段触れないようなウイスキーも多く、それに対しての会話も楽しい。ありがとうございました!!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中