ホワイト&マッカイ 21年 1970年代流通品

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WHYTE & MACKAY’s 21yo (Rotate in 1970s? 75cl 43°GL 86Proof)

香りはオールド香、どっしりとしたシェリー由来のニュアンス、カモミールのようなハーブ、ウイキョウ、粘性とコクのありそうな麦感、ココア、樹木、微かにレザー感、残り香には火薬のニュアンス。

味わいは素晴らしくまろやかな滑り出し、カカオ、ローストしたナッツ、マーマレード、しっとりとしたパウンドケーキ、ミドルから少し清涼感、グレーン由来とおぼしき伸びしろのあるじんわりと暖かいフィニッシュ。

【Very Good】

ブレンデッド・ウイスキーとしては有名ですね。ホワイト&マッカイ 21年ものの、このボトルは1970年代後半~80年代頃の流通品と思われます。

ホワイト&マッカイといえば、(他のブレンデッド業者もやっているとは思いますが)ダブルマリッジ。モルト原酒を混ぜた後に樽で寝かせ、さらにグレーンを混ぜた後も樽で寝かせる。ウイスキー全体のまろやかさを追求した製法ですね。そのおかげか、このボトルもアタックがとてもスムーズでするりと入ってきます。そして広がる芳醇な味と香りに、思わず顔がほころんでしまいました。

良いシェリーカスク由来と思しき香りは、ほんのりと高貴なニュアンスも漂わせていて、特に香りが非常に良くスワリングしながら何度もノージングするのが楽しいです。ボディの迫力は流石に薄いですが、噛みごたえのあるような麦感やグレーンと思しき伸びの良さも感じられ、ただ加水した薄さだけではない原酒の力を感じました。

この辺りが昔のシェリーカスクらしい味わいなのかと思っているところと、先日のロイヤルサルートほど穀物感が無いのが良い点で、全体のまとまりなどから個人的にはかなりの高評価でした。これがお値段xxxx円とは……。

ホワイト&マッカイというと、キーモルトはダルモアとフェッターケアン、タリバーディンやトミントールといったところだと思いますが、この時代にも同じことが言えるのかはちょっと分かりません。これらの蒸留所を買収したのは60年代に入ってからということですので、蒸留した時代よりは後のようです。しかし順当に考えるのならば買収前からこれらの蒸留所をひいきにしていたのだと思います。

ボトル流通が1980年頃としても原酒は1960年以前、50年代もあるでしょう。ここまで来ると、流石に今とは異なる味わいの原酒なのだろうというのが良くわかります。

往年のモルトに思いを馳せながら、その片鱗をブレンデッドに見出すというのもまた面白いですね。

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