読書感想 : スコッチvsサントリー/平澤 正夫

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スコッチvsサントリー/平澤 正夫 著  1986年1月出版

80年代のウイスキー業界がどのようになっていたのか、特に80年以降の凋落が書かれているものは無いかと思い読んでみました。

求める部分は多少は書かれていたが、大部分はサントリー批判の内容だった。これでもかとサントリーを、佐治敬三氏を批判する内容だったので、少し、いやかなり辟易しましたが、まあ分からなくもないかなといったところ。

批判のポイントは確かに正しいと思う。ダルマのオールドなんて何が入っているかわからないような代物だったろうし。それを美味い旨いと飲んでいた時代だったんだなあ、と。サントリーは昔から広告上手で、有名人やお偉いさんがたを染め上げて優良イメージを作り上げていたのでしょう。それがブランドと言えなくもないし、成功していたのだとは思うけれども。

が、とりあえず批判のためにネタを集めて批判してる、という本で得るものがほとんどなかった。同じような内容を繰り返しすぎていて、読んでいて飽きた。まあ、こういう本が出てくれていたというのは面白いけれども。

80年代のウイスキー不況による影響なのか、その後のサントリーのウイスキーづくりは、自分が知る範囲では結構誠実な路線だったと思う。特に輿水さんの時代では。一方で、ここ10年くらいを見るとだんだんと悪化しているように見える。マーケティング方式や値上げ路線などは、この本に書かれている内容と被る部分もあるし、歴史は繰り返す……のかもしれないですね。

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