香味の表現手法について考える

Pentland_wheel.gif

フレーバー・ホイールというものをご存知でしょうか。

ウイスキーに限らず様々な種類の食品ごとに存在すると思いますが、代表的な香味成分をピックアップしてその表現方法を統一し、他者へなるべく正確に伝わるように造られたものだと思います。ウイスキーのフレーバー・ホイールも幾つか種類がありますが、例えばバランタインのサイトでも稲富博士が説明されているサイトなどもあります。

自分もモルトの味わいを勉強していく上で、このフレーバーホイールを元に香味成分を意識していった記憶があります。初期の頃はみなさんよく見ていたのではないでしょうか。

さてここで翻って考えてみると、自分は今このホイールを元に表現しているでしょうか。半分はYesかもしれません。テイスティングの表現として出てくる単語はここに出てくるようなものがベースになっていると思います。一方で、このホイールの通りに全体を考えているかというと、Noになります。というのも、ここに出てくる種類が多すぎるんですよね。あるモルトに特徴的なフレーバーはこの中の3か4、多くても6くらいだと思います。それ以外までを表現しようとすると、どうしても細かすぎて良くわからなくなってきてしまう。

どこまでを表現するか、というのがとてもむずかしいですね。そもそも、フレーバーホイールはこれらの項目をすべて用いる必要があるわけではないですし、その強さを表すためのものでもないので、用途がちょっとズレているとは思うのですが……。

では、このようなホイールをベースに図で表現するのはどうでしょうか。スパイダーチャートのようなものを用意して、もう少し種類を少なくすれば、分かりやすくなるかもしれません。

image1.jpeg

これだと各項目がわかりにくいですね……。

macline_wheel.gif

マックリーン・ホイールというものもあります。こちらをベースにするとどうでしょうか。

image2.jpeg

結構分かりやすくなりました。が、項目としてはいまいちピンと来ないものもあり(余溜臭など)、もう少し検討してみる余地がありそうです。10段階よりも5段階の方がシンプルで良さそうですね。

今後、このような表現も使ってみるかもしれません。直感的に分かるようにするというのは中々難しいですし、あくまでも個人的な範囲内に収まってしまうかもしれませんが、何かの参考にできることが一番の目的だと思っています。

 

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