グレンリベット ファウンダーズリザーブ

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Glenlivet Founder’s Reserve (OB No-Age-Statement 40%)

香りは過熟感のあるイチジク、オーキーな樽感、フルーツトマト、軽くシェリー系の硫黄、オレンジ、マンダリン、フルーツ感がよく出ている。

味わいは若めで軽いタッチ、フルーツトマト、白い花とハーブのニュアンス、ミドルからオイリー、マーマレード、ビターチョコのニュアンスも少しあるフィニッシュ。

【Good】

ボトルシェアの2点目。グレンリベットからファウンダーズリザーブと銘打たれた、年数表記なし(NAS)のボトルです。

若い原酒が使われているであろうことは香味からすぐに分かるのですが、意外にもフルーツ感がしっかりと出ていて面白いです。特に香りにおいて良く熟れたイチジクのようなニュアンスが好印象。シェリー系の香りもあるのは色々な原酒のヴァッティングだからでしょうか。一方で味はすこしチグハグな印象で軽さも目立つ内容でした。

これまでのスタンダードである12年に取って代わるのか、価格帯も同程度で正直12年との差別化に困るところなのですが、NASということで将来的にはこちらをメインに据えて12年は廃止もしくは高級路線にシフトするのでしょうか。12年に比べると多方面で味の広がりはあるものの、少し隙間が多いというか粗いというか、洗練されていないように思えました。

ところでこのボトル、蒸留所の創業者であるジョージ・スミス氏への追想ということで、同氏が操業に携わっていた約200年前の味を再現しようとした模様です。最近こういう系統が多いですが、正直に言うとどれも手放しで褒められたものじゃない味、と感じています。あの手この手で買い手の心を掴もうとする販売戦略でもありますが、簡単に言うと、100年200年も昔の味よりも今の方が優れている、とも言えるのではないでしょうか。さすがに50年ほど前の1960年代~70年代の酒質とは比べ物にならない最近のボトルですが、少なくとも90年代以降は安定して美味しいモルトが多いと思います。

glenlivet-founders-reserve-whisky

image via Master of Malt

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