バルヴェニー クラシック 1980年代流通ボトル

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The Balvenie Classic (OB +/- 1985, 750ml, 43%)

香りは高貴なシェリー、シナモン、ハッカなどのスパイス感、強い紅茶の香り、黒糖、微かに硫黄のニュアンス。
味わいは独特の古いシェリー感、塩気を伴うチョコレートヌガー、紹興酒のニュアンス、栗、クリーム、微かに醤油のニュアンス。フィニッシュにかけては濃く煮出した紅茶と黒糖の甘さが続く。

【Very Good】

バルヴェニーが1980年代半ばにリリースしていた「クラシック」表記のボトル。ボトル形状がブランデーに使われるような独特のボトルです。

色合いから見てもかなりの色の濃さがあり、実際に飲んでみると色の通りのシェリーカスクの強さが伺えます。バルヴェニーの酒質自体は割りとプレーンな内容に収まっているように思われますが、オールドのシェリーカスクの芯の強さを加水でうまく調整している感じで、エグみなど感じられない素晴らしいまとまり具合です。

度数的にもかなりゆるゆるとした飲み口ですが、こんなシェリーカスクのモルトをゆったりと何も考えずに飲めたら幸せでしょう。

この形状のボトルは他にも何種類かリリースされており、肩の部分が12年や18年の表記のものがあります。どの程度味わいが異なるのかはわかりませんが、どれもそれなりに濃い色をしており、当時のバルヴェニーの方向性は強めのシェリーカスクだったのかと思わされます。いつか飲んでみたいですね。

 

バルヴェニーは近年ではダブルウッドやトリプルウッド、はたまた新樽なども試していたりして、結構樽について研究を行っている印象です。蒸留所の敷地内には自前のクーパレッジ(樽工場)も持っていますし、職人もずっと抱えてきていたことでしょう。有名なスペイサイド・クーパレッジよりも少し小さい規模ですが、設備や技術力ではほとんど大差ないと思いました。そういった強みは、今後もスペイサイドの有力ブランドの一角として機能していくのでしょうね。

 

こちらは持ち寄り会でのHさんの持参ボトル。いつも珍しいボトルをありがとうございます。

 

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