ラガヴーリン16年 現行品と90年代流通ボトルの比較テイスティング

先日の持ち寄り会では様々なラガヴーリンが持ち寄られてプチ200周年記念会の様子だったのですが、知人がスタンダードの16年の現行ボトルと90年代流通ボトルを同時に持ってきてくれました。なかなか飲む機会がなかった旧ボトルのラガヴーリン、しかも現行との比較ができるとは貴重な経験です。

ちなみにボトルの違いはラベルの紋章の違いから分かります。

DSC07782

現行ボトルはワンポイントが三角形の帆船

 

 

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旧ボトルはワンポイントが紋章

 

 

色合いの違い

DSC07779

簡単な比較になってしまい申し訳ないです。

あまり違いはありませんが、左の旧ボトルの方がやや色が濃くなっていました。

 

味の違い

飲み比べてみて結構違うな、という部分を書き出しみると、

  • 現行 : やや薄く若い、フレッシュな柑橘、荒々しさ、ピート感強め、色々と粗いがまとまりはある
  • 旧  : カラメル系の甘さ、松ヤニ、ミント、海苔、ピート感控えめ、麦の旨味、少し植物感

 

これは面白い比較結果となりました。

まず、核の部分である島もののピート感や麦の旨味、やや上品なニュアンスは共通しているのですが、そこから上に乗っかっている部分は随分と方向性が違うと思いました。

  • 現行 : フレッシュな柑橘と荒々しさ、ピート感強め
  • 旧  : カラメル系の甘さとオイリーさ、ピート感弱め

といった感じです。

 

特に面白かったのが、色合いの濃さから旧ボトルの方がシェリーカスクが多めなのかと思いましたが、どうも飲んでみるとこれはカラメルなのではないかということ。昔のものならばカラメル着色は当たり前のようにやっていたと思いますし、ラガヴーリンも例外ではなかったと推測しています。

勿論、旧ボトルの方が時間が経っていますから、経年による瓶内変化などもあるでしょう。ピート感の差異などはこの辺りが大きいような気もしています。詰めた当時の状態と現行を比較してみたいですが、さすがにそれは叶わぬ夢ですね。

 

どちらが美味いか?

で、どちらが美味いかというと、これはもうその人の好みの問題でしか無いと思います。個人的には現行品の方が、ラガヴーリンに求めている味に近いと思いました。旧ボトルの方がややオイリーさと甘さがくどく、海苔のようなニュアンスでのっぺりしている印象だったためです。

こうしてみると、旧ボトルだから絶対的に美味いかというと、一概にそうとは言い切れないところがありますね。現行のボトルもしっかりと美味しいということも再確認できましたし、現行ボトルを買って経年で顰蹙させてみるのも面白そうです。

 

ラガヴーリンの記念の年に貴重な比較ができました。Mさん、ありがとうございました!

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