スコットランド旅行とアイラ島について考える

 

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今回のスコットランド旅行では、8年ぶりとなるアイラ島がハイライトだった。最初の海外旅行でアイラ島に行くという、ちょっとした冒険から早8年か、というちょっとした感慨に耽りながらの再訪は、いろいろな変化が目につくことになりました。
アイラ島は、2005年頃からはシングルモルトのブームとともに観光客がかなり増加してきた模様。自分が訪れた2008年頃でもかなりの観光客で賑わっていたが、今回改めて訪れてさらにその数は大きくなったことが良く分かった。風景は大きくは変わらないものの、整備された道路や街の様子を伺うと観光客向けに過ごしやすい場を作ろうとしていることがよく分かる。また、郊外の土地も荒れ地だったところを整備しているところも見られ、色々と環境を変えようとしているのが伺えた。

 

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一方で、宿の少なさは相変わらずらしく、観光客が途絶えないことから値段もかなり上がっていた。正直言うと、かなり高い。8年前のほぼ倍の金額だった。それでも予約はいっぱいで、ふらっと行って空いているB&Bはほぼ皆無と考えて差し支えないでしょう。実際には島の外れの方であれば空きもあったりしたのだが、利便性など考えると微妙という結論になってしまった。

 

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アイラ島の人口は3400人程度と云われていて、その数は10年前からほとんど変わっていないらしい。その中でもウイスキーに関連した生活をしている人は、実際にはそこまで多くはないはずで、中には静かな暮らしを望んでいる人も多いことと思う。最新号の Whisky World にもちょうどアイラ島特集で同じようなことが書かれていたが、あれだけの小さな島に大量に押し寄せる観光客という比率を考えると、ちょっと異常というかキャパシティオーバーとも考えられる。そういうアンバランスで危うい状況にあるということも考えてしまい、少し複雑な気分になってしまったのも事実でした。

 

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一方で変わらないのは、アイラ島の人々の優しさ。B&Bの主人、蒸留所のスタッフ、レジのおばさん、パブのマスター。みんな親切だったし、いろいろと話し相手にもなってくれた。英語は聞き取りづらいこともあるけれども(笑)、自分のひどい英語にもちゃんと答えてくれたのは本当にありがたいです。

 
今後もアイラ島はウイスキーの聖地としてモルトラヴァーを受け入れていくのだと思いますが、何十年先になっても素晴らしいアイラ島を守っていくためには、訪れるこちら側のマナーに依るところが大きいでしょう。自分もまたいつか訪れたいアイラ島、そのためにできることは、マナーを守り善き旅行者であること、人として当たり前のことだけです。

今後のアイラ島の行く末に幸あらんことを祈りつつ、アイラ島とアイラ・モルトに乾杯。

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