[読書感想] スコットランド酔夢紀行 / 佐々木幹郎

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2015年の本。著者のスコットランド旅行記をメインに、蒸留所の説明やシングルモルトの魅力についていろいろと書かれている。単なる旅行記でもなく、ウイスキーの入門書でもない。著者の体験を元に書かれたエッセイのようなものだが、思いの外読みやすく、面白かった。

蒸留所や歴史の説明が半分、個人的な体験記録や考えなどが半分、といったところだが、どちらも堅苦しさがなくてとても読みやすい。著者は詩人らしいが、そのあたりは流石といったところだと思う。そしてこれだけの文章を書ききることができるというのも、また凄い。読みごたえのある旅行記には時間も忘れて没入してしまった。

この人の体験を通じて、スコットランドの、シングルモルトの魅力に触れるのはなかなかに面白い。自分もスコットランドに行き同じものを見てきたはずだが、感じるものが違っていたり同じであったり。違う視点を取り入れることで、また新しい魅力に気づくことができる。それはスコットランドに行ったことが無くても同じだと思う。別の視点というのは面白いものだな、と感じた。

日本のウイスキー業界的に著名な人が何名か出てくるが、その人たちのことを改めて知って、ウイスキー界隈もまた、たくさんの人によって造られてきたものなんだな、と。
そしてこれからは、ネットを使ってもっともっと広がりが生まれていくことでしょう。今は我々消費者もリードしていける時代ですから。

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