スキャパ スキレン SK03

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Scapa Skiren SK03 (OB, 2016, 40%)

香りはサワークリーム、レモンクリーム、ヨーグルト、少し木の削りかす、微かにレザーと溶剤のニュアンス。

味わいは薄めのマーマレード、レモンウォーター、コクの薄い麦の味、微かにトニックのような苦味、ミドルからやや渋み、もっさりとしたリンゴ、軽めの渋みが後を引くフィニッシュ。

【Good】

昨年2015年からリリースされている、スキャパのNASボトル、スキレンです。このボトルはSK03と恐らくバッチナンバーと思われる名前が付いていて、現在はSK04まで出ているようです。半年に1回以上のペースですが、1回あたりのリリースがどの程度かは分かりませんでした。

スタンダードだった16年が終売となり、このようなNASに移行したのは勿論原酒不足によるものでしょう。スキャパ蒸留所は1994年から2004年頃まで操業停止していた(少しは稼働していた時期もあったようですが)ため、16年ものと銘打つことができなくなったことが大きいと考えられます。世間的にNASがポピュラーになってきたのもあって、特に違和感があったわけではありませんが、やはり16年が終売となるのは寂しいものです。

 

さて肝心の中身は。全体的に薄いというか淡い味わいで、香り味ともに若いニュアンスが全体を支配していますが、総じてまとまりは良く全体のバランスは取れていると感じました。ミドルからの苦味や渋みのニュアンスが味を深めていて、単に甘さ一辺倒ではないところもバランスに寄与していると感じます。

樽は1st-Fillのバーボン樽を使用しているようで、そこに若いニュアンスが合わさっての酸味、甘み、そしてオークニーらしさも感じられるピート由来の苦味が少しと、様々な要素が混ざっていて、色々なニュアンスを拾うテイスティングが愉しめます。NAS表記になって全体的に若さが強調されてはいるものの、こういう方向でまとめてくれるのであれば、これもまた「あり」だと思います。

決して華やかさがあるボトルではありませんが、肩肘張らずにゆったりと、1杯目として楽しむには良いのではないでしょうか。

 

ところでこのボトル、上下のラベルの位置が全然違うのですが、これが普通なんでしょうか……。意図的にずらしているのだとしても、意図がよく分かりませんでした。うーん。

 

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