アードベッグ 1997-2016 フレンドシップ プライベートボトリング

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Ardbeg 1997-2016 Special Reserve Whisky (Friendship private bottling, 47%)

香りはアプリコット、オレンジ、バター系のオイリーさ、あまり強くはないが塩素、ヨードも強すぎず上品、やや熟成感のある麦の旨味。

味わいは優しいアタックからドライアプリコット、シロップ漬けのサクランボなどのフルーツ感強め、雑味の無い麦の旨味、ミドルから塩気、ヨードはやや控えめながら奥にじっとりと広がる、バランスが良く全体的にやや陶酔感のある仕上がり、フィニッシュにかけても前述のフルーツ感を中心とした暖かさが長く残り素晴らしい。

【Very Good】

今年11月に開催されたWhisky Festival in TOKYOにて、Kinkoさんのブースでひっそりと置かれていたというアードベッグ。すみません、自分は全く気づきませんでした。どうやら同じように見逃した方が多かったようですが、ネット上で美味しいとの評判がいくつか挙がっていました。ボトリング本数88本という貴重さや、ラベルの通り有名所の方々が選ばれたということもあり、買い逃して涙をのんだ方も多かったとか。

さてその内容ですが、香りからしてとても多彩なフルーツ感と上品なヨード感や複雑さ。ひとことで、美味しそうなニュアンスがプンプン漂うモルトです。飲んでみてもしっかりとしたフルーツに控えめながらまとまりの良い麦、ヨード、塩気……。陶酔感のようなニュアンスもあり、とても素晴らしいですね。

70年代のクールなニュアンスではなくここ最近らしい暖かみのあるピートやヨードですが、その中でもこれはピカイチの出来映えだと思います。90年代後半でもここまで美味しいアードベッグが出て来るのか、と。やはり特別な一樽というのはあるものですね。こんなアードベッグがオフィシャルから限定リリースでも出てくれれば良いのですが、周年のArdbeg Day限定ものも、どうもここまでのクオリティが出てこないのはなぜでしょうね……。
個人的には、88本と非常に少ないボトリングとなっているところが気になります。どこか別のボトラーとのシェアなのか、一般にリリースできたのがこれだけだったのか、それとも単純にエンジェルズシェアでもっていかれたのか……。当のKinkoさんたちはご存知なのかもしれませんが、色々と勘ぐってしまいたくなります(笑)

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Cadenheadの熟成庫を訪れたときに気づいたこととして、様々な人がテイスティングをして樽から何本かボトリングしていくツアーなどもあるわけです。一定期間そうした後、樽に残った量を今度は一般販売用などでボトリングする、といったこともあるのではないでしょうか。

つまり、例えば、

  • 元々樽には200本とれる量があった
  • 個別のボトリングなどで120本分が瓶詰めされて各個人がもっていった
  • 一定期間経って、そろそろボトリングしないと劣化しそうではないかということになった
  • サンプルを各方面へ送って、買い手がついたら残り80本分をボトリング → 80本限定!!

なんてことが、可能性としてはあるかもしれないかな、と考えたわけです。

勿論ただの推測です。ボトラーズの矜持としてこんなことはやらないだろう、と思うものの、向こうの人はそれくらい適当なところもあるからなあ、なんて思ってしまったりもします(笑)

 

とまあそれはさておき、このアードベッグ、ここ最近では抜群の出来でした。もしBarなどで見かけることがあれば、是非呑んで頂きたい一杯です。

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