ダイナース デラックス 30年 ヴァッテッドモルト

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DINERS De Luxe 30yo (Douglas Denham LTD, Vatted Malt Whisky, 40%, 750ml)

香りは黒糖、しっかりとした甘さ、ドライチェリー、レーズンも少し、昔らしいシェリー感にはやや高貴さも、ポリッシュした家具、ややスッとするメンソール系のニュアンス。

味わいは黒糖やカラメルを思わせる甘さ、栗、土っぽさ、レーズン、ミドルからは濃く煮出した紅茶、やや渋さが強め、いわゆるオールドシェリー樽らしさ、やや野暮ったいアーシーさとオールドシェリー感が比較的軽く抜けるフィニッシュ。

【Good/Very Good】

ダイナースといえば、そうです、あのアメリカのカード会社。
ブレンデッドウイスキーはハロッズのように特定の会社向けのオリジナルボトルなどがあるものですが、ダイナースがこんなウイスキーを出していたとは意外でした。詰めたのは Douglas Denham LTD となっていますが、どうやらこの会社は現在では消滅してしまっているようです。

ウイスキー表記であることから1989年以降といえそうですが、流通は90年代でしょうか。その場合は逆算して60年代蒸留の原酒が使われていることになります。

香味は色からも想像できる通りかなりシェリー樽のニュアンスが支配的ですが、腐っても60年代原酒といえそうな、力強く旨味もある。なによりこのオールドシェリー感は近年系のシェリー樽モルトには出せない味わいです。中身は推測することが難しいですが、やや野暮ったいアーシーな部分はファークラスあたりを連想させます。もしかしたらマッカランも混じっていたりするのかもしれませんが……、特定は難しそうです。

オールドシェリー感というのは、表現が難しいですね。近年のシェリー樽とは明らかな違いがあるのですが、こればかりは飲んでみないとうまく説明できません。いずれにしても、かなり良い原酒が使われているであろうヴァッテッド・モルトでした。

 

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