トマーティン “ディケイズ”

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Tomatin “DECADES” (OB, 2011 Release, 46%)

香りは軽めのハチミツ、麦の甘さ、リンゴ、ミカンの皮、少し若さも感じる乳酸菌系のニュアンス、少し紅茶のニュアンス、若い木の芽、森のような爽やかさ。

味わいは麦芽の甘み、青りんご、やや熟したパパイヤのようなトロピカル感が少し、アルコール感によるヒリヒリとした刺激、ミドルからはホワイトペッパー、月桂樹の葉、フィニッシュにかけては麦の甘みにフルーツの皮と木の苦味があり、やや短めだがじんわりと熱が残る。

【Good/Very Good】

トマーティン蒸留所のマスターディスティラーであるダグラス・キャンベル氏。その勤続50年を記念して造り上げられたボトルで、1967年、1976年、1984年、1990年、2005年のカスクをヴァッティング。50年間の変遷をまとめ上げたボトルと言えるでしょう。樽構成は以下の通りとの情報がありました。

  • 1967 – Refill Sherry Hogshead
  • 1976 – Oloroso Sherry Butts
  • 1984 – Refill Sherry Hogsdeads
  • 1990 – First Fill Bourbon Barrels
  • 2005 – Fill Bourbon Barrels

多彩な香味は複数樽のヴァッティングならではでしょう。しっかりとしたフルーツ感がありますが、トロピカルな要素も微かにあり、完熟はしていないがほどほどに熟したパパイヤのようでした。決してマンゴーとかピーチでは無いと思いますが、確かにありますね。

加水46%にしてはやや強く、荒々しさも感じられるのは若い原酒によるものでしょう。一方で滋味深い味わいもあり、コンセプトを考えればなるほどと頷く出来です。

1976年が入っているあたりが「ニヤリ」とさせられる部分でしょうか。やはりトマーティンといえば1976を思い浮かべる人も多いでしょう。一方でオロロソ・シェリー樽とはちょっと意外でした。全体としてケミカルさはそこまで感じられませんでしたが、らしいフルーツ感もあり、トマーティンが好きな人には間違いなく「買い」だったことでしょう。

こちらのボトルはリリースは2011年と随分前だったのですね。結構最近まで残っていたようにも思いましたが、流石に今はネットでも完売ばかりのようです。

owdthurk

 

こちらはボトル交換でいただきました。pさん、ありがとうございます。

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トマーティン “ディケイズ”」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: グレングラント “ファイブ ディケイズ” | 酒は人生の妙薬

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