リンクウッド 19年 1991-2011 ハートブラザーズ

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Linkwood 19yo 1991-2011 (HART BROTHERS, First Sherry Butt, 55.5%)

香りはイチジク、プルーン、苦そうなカカオ、なめした革、もったりとした麦、全体的にやや控えめ。

味わいはパワフルなアタックからプラム、ドライイチジク、ダークチョコレート、強めのシェリー樽らしい渋み、同時にチョコレート系の甘みもかなりある、少しクレヨンのニュアンス、後半はピリピリとした黒胡椒が口腔を多い、プルーンのニュアンスと合わせて長く続く。

加水するとチョコレートの甘さが引き立ち、一方で後半の胡椒のニュアンスは消え去らない。口に含んだ後の波を愉しめる。

【Good】

ハートブラザーズのリンクウッド、もうこれもかなり前の2011年ボトリングでした。

ファーストフィルシェリーバットということでかなり強めのシェリー樽が効いていて、香り味ともに苦めのニュアンスが出ています。飲んで見ると原酒由来なのかかなり甘さもありますが、近年系シェリーの苦味部分も良く出てきており、パワフルさもあってビシバシやってくれている感じです。

ちょっと飲み疲れするタイプですが、原酒の素性は悪くないんですよね。2ndフィルのシェリーバットだったらちょうど良い塩梅だったんじゃないかなという感じです。一方でブレンド用としては個性的なこのモルトも良いアクセントになりそうです。

リンクウッド蒸留所は昔からブレンデッド用の原酒を製造していたところ。現在もほぼブレンデッド用の原酒工場のような側面もあります。一方でシングルモルトもそれなりの量があり、ボトラーズからのリリースも多いですね。ラガヴーリン蒸留所などではそのほとんどが2ndフィル以降のものしか無いと云われていたりもしますし、そういうのと比べれば様々な種類の樽が出てくるあたり、結構いろいろと試しているのかもしれませんね。

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