ボウモア 32年 オフィシャル 1968-2000

dsc02037

Bowmore 32yo 1968-2000 (OB, 45.5%)

香りはやや控えめながらオレンジ、過熟したキウイ、ライチ、落ち着いたヨードと塩気、少し鞣した革、奥にコールタールのニュアンス。

味わいは染み込むように広がるパッションフルーツ、ライチ、少し完熟パイナップルの要素、徐々に麦と少し青い草に入れ替わり、じんわりと続いて下支えするピートとタール感、西洋的な魚介ダシに穀物の甘さも混じり複雑、鼻抜けには前述のトロピカルフルーツ様、フィニッシュはやや短めながら気品があり陶酔する。

【Very Good/Excellent】

オフィシャルの60年代ボウモア。ラスト・ショットを頂きました。Kさん、ありがとうございます!

さすがに最後の方であったためやや気が抜けてきてしまったそうですが、それでも素晴らしいフレーバーを堪能させて頂きました。らしいトロピカルフルーツ感は作為的ではなく、全体的に染み出してくるようにまとっているところが、近年のものとは違う部分でしょうか。各要素が決して強く主張しすぎないところが、バランスが取れた複雑さを醸し出しているようです。鼻抜けや嚥下したあとの返りがとても素晴らしく、陶酔感が満ち溢れていました。至福ですね。

ボウモアの時代変遷については他のブログなどでも語り尽くされておりますので割愛しますが、60年代のボウモアはやはり独特の個性があり美味しいです。90年代のボウモアが、同様に30年~35年程度の熟成となるのは2020~2025年ころ。その頃に、評価の高かった1993ボウモアなどが30年熟成などでリリースされるのでしょうか。そして、その味は60年代ボウモアにも勝ってくれるのではないか、そんな期待を込めたいところではあります。が、現状を考えるととんでもない値段になりそうで悲観的になってしまうのがなんともはや……。

どうかそれなりに良心的な値段でリリースされることを祈るばかりです。

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