アイルランド蒸留所訪問 – ブッシュミルズ蒸留所

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北アイルランドはイギリスの一部であるため、ブッシュミルズ蒸留所は正確にはアイリッシュ・ウイスキーではないのでは? とも思うのですが、一般的にはアイリッシュ・ウイスキーとして捉えられていますね。ただ面白かったのは、蒸留所のキャッチコピーに “We didn’t create just any Irish Whiskey. We created BUSHMILLS.” とあり、ちょっと意識してたりするのかな、なんて思いました。

蒸留所はとりあえずツアーに参加し内を見学。残念ながら写真禁止だったため内部の写真がありません。オーバンやタリスカーなどと同じディアジオの大手蒸留所ということで、やはり写真はNGでした……。(修正情報:2014年にホセ・クエルボがディアジオから買収していました。情報ありがとうございます。)

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さすがに400年という長い歴史が……と思いきや、意外と近代的な部分しか残っておらず、昔ながらの建物や設備はほとんどがビジターセンターやショップ用に改造されていていました。キルンなども見えますが、それらは現在は稼働していないものです。実際の製造はすべて近代的な建物の中で行われており、この様子だと、ほとんどの設備は改築してから10年かそこいらじゃないでしょうか。(と思って後で調べたら、2005年にディアジオが買収した後に増築が進んでいるようです)

 

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敷地の奥に立ち並ぶ熟成庫(ウェアハウス)

訪問時に遠目から見た感じは、大きなウェアハウスが何棟も並んでいたため原酒工場のようにも思えました。ツアー案内でも、ほとんどが自動化されていることに加え、ポットスティルは10基という多さ。生産量はかなりのものになるでしょう。ボトリング設備も備えていて、日本でいうと山崎蒸留所に近いようにも思えました。

 

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ツアーの最後に蒸留所限定の12年を試飲。柔らかく飲みやすい、ほどよくフルーツ感と麦感が乗っていて素直に美味しい。アイリッシュらしさがあるかと言われるとどうかな、そこまででは無いと思ったけれども、値段もそれなりに安いので悪くはないな、という感想。

 

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ツアーで一番印象に残ったのは蒸留工程で、まず部屋に入った瞬間の暑さ。今まで様々な蒸留所に行ってみた中では最も暑い。10基もポットスティルがあるためか、もしくはポットスティルの上の方から部屋に入る構造のためでしょうか。

次に香り。煮たリンゴのような香りがあたりに充満していて、スコットランドの蒸留所では穀物や焼酎のような香りがするものだけれども、それとも少し異なる香りでした。

そしてその数。なぜに10基なのか、いまいち仕組みが良くわからず。3回蒸留なら9基で良いはずなのですが、どうもコントロールルームとかを見ていると、2-4-4の構成になっているようです。あたり一面パイプが張り巡らされていて、全くもってどう繋がっているのかさっぱり分からない光景でした。

 

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ブッシュミルズの町自体はかなり小さいのですが、蒸留所には一般客の他に観光客の団体がバスで乗り付け、かなり人出が多い場所でした。恐らく近くにあるジャイアンツ・コーズウェイとセットで名所ルートに入っているのだと思われます。北の海岸線には名所が多いので、そのあたりも観光していくのもちょうど良いでしょう。

 

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