オールドプルトニー 11年 2005-2017 蒸留所限定

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Old Pulteney 11yo 2005-2017 (OB, Hand Bottling at the Distillery, Bourbon Cask#372, 61%)

香りはやや若く乳酸系飲料のフレーバー、バニラ、塩バターに少しガーリックが効いた香ばしさ、青リンゴ、奥に白桃が潜む。

味わいは力強く広がる青リンゴの酸味、バター、ややフローラルな軽快なニュアンス、ミドルからシュークリームの甘さ、ピスタチオ、フィニッシュにかけてローストしたカシューナッツ、とリンゴの酸味が残る。

【Good/Very Good】

プルトニー蒸留所の現地で手に入るハンドボトル、いわゆるヴァリンチです。今年の4月下旬に訪れた方が購入してきたものをテイスティングする機会を頂きました。プルトニーラヴァーとしてはとても嬉しいです。

11年熟成と比較的若く、香り味ともにやや若さが主体となったフレーバーではありますが、マイナスな印象は特に無く、それ以外の要素も含めて全体的にバランスが良いバーボンカスクのモルトです。もう少し熟成すると、オレンジやマンダリンというような徐々に重さのある柑橘系フレーバーに推移していくのですが、ちょうどその途中経過をたどることができ、熟成の最中のものをテイスティングできたという感じでとても良い経験になりました。

「ピートは若さを救う」のスローガン(?)にあるように、アイラのように短熟でもピートが効いたものは総じて「飲める」印象があります。しかし、正統派のバーボンカスクで若いながらもここまで仕上がったものはなかなか珍しいのではないでしょうか。プルトニー蒸留所のオフィシャルのシングルカスクは90年代から鉄板の仕上がりでしたが、2000年代に入ってもそのクオリティは揺るぎないものであることが確信できたボトルでした。

スコットランドの北の果てにあるプルトニー蒸留所。毎回行く度に違う樽が用意されているのですが、どれも大変素晴らしい出来栄えで、北の地をわざわざ訪れたビジターに良いものを提供しようという気概は大変嬉しいものです。それがまだまだ変わらずにいてくれることに嬉しさを感じます。

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Sさん、貴重な現地のボトル、ありがとうございました!

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