キャパドニック 1992 Bond#1限定ボトル

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Caperdonich 1992 (Bond #1 special bottling for members, 55.9%)

香りは熟したリンゴ、溶かしたバターのオイリーさ、コンポート、熟しきったバナナ、カスタードケーキ、新しめの家具のポリッシュ。
味わいは強めのアタックからハチミツとリンゴ、バニラとカスタードのケーキ、ややオイリーでまったりとした甘さ、後半からアルコール感とポリッシュのニュアンスが口腔を覆う、リンゴの皮とバニラ感が力強く長く続くフィニッシュ。

【Good/Very Good】

Bond#1といえば、Dave Broom氏がディレクターを努めた会員制組織でそれなりに活動していたように思いましたが、1年ちょっとしか続かなかったという印象が残っています。改めて調べてみると、その短い活動期間の中でも、数本の軽井沢を始めとする各種ボトルが会員限定絵でリリースされており、それ以外にも会員限定のテイスティング企画が執り行われるなど、結構精力的な会だったのだなあ、と改めて感じました。自分は参加しておりませんでしたが。

そんなBond#1がリリースした1992キャパドニックは、およそ20年程度の中熟ということになりますが、若くもなく過熟すぎもしないまさにちょうど良い熟成感。リンゴのコンポートにバターで風味を付けたような、甘味と酸味を感じるちょっと独特の香味です。この辺の香味が90年代のキャパドニックとして自分が特徴的と思っている部分で、以前のテイスティングでいうとケイデンヘッドの1996キャパドニックがまさに同じ方向性の香味を持っていると感じていました。

70年代のキャパドニックなどはもちろん美味しいですが、90年代のものもしっかりと美味しいものがありますね。キャパドニック蒸留所そのものは2002年に閉鎖されてしまっているので、それ以降のリリースが無いのが残念ではありますが、90年代前半の原酒は結構リリースがあるので、お気に入りの方は今のうちに買っておくのが良いかもしれません。

そういえば2000年前後のキャパドニックってほとんど聞かないように思えるのですが……。もともとブレンデッド用という意図が強いイメージがあるので、そちらのブレンデッド原酒にまわされてしまったのかもしれません。ブローラやポートエレンのように、ここ最近のブームを受けて復活したりしませんかね。

 

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