カテゴリー別アーカイブ: Ardmore – アードモア

アードモア 18yo 1992年 デュワーラトレー

Ardmore 18yo 1992-2011 (A.D.RATTRAY Barrel Cask#4905 46.8%)

香りは、やや刺のあるアルコール感、熟しすぎたリンゴ、少し火薬臭、降り始めの雨に濡れた地面のような香り、やや塩気を感じる魚の燻製のようなニュアンス。

味わいは、軽めのタッチで、少し濡れた草原のような爽やかな草の感覚、透明感のある麦の味。ミドルから軽くピートと鼻抜けから返ってくる中に火薬っぽさが入り混じる。熟れ過ぎたリンゴや桃などのフルーツ感。皮の渋みが良く出ているあずきのような和菓子っぽさ。フィニッシュも軽く、少し苦い草のようなニュアンスが続く。

【Good/Very Good】

こちらもきりん力さんに頂いたアードモア。アードモアは1992の方が有名だと思います。いろいろなボトラーズから出ていましたが、総じてしっかりとしたフルーティさが備わった、でもアイラ系ではないピーティモルトとして、特にボウモアとの比較がされていましたね。

熟しすぎた果物のニュアンスが印象的で、個人的にはブローラに感じるフルーティさに似ていると思いました。過熟感やあずきのような渋みなど、少し珍味系とも言える味わいです。複雑で面白い味わいですが、不思議と行き過ぎてはおらず逆に他には無い複雑さで好印象です。90のアードモアに比べるとピートも控え目ですが、より複雑さを増しています。

こちらもボウモアだと言われたらそう思ってしまいそうですが、トップに感じたグラッシーなニュアンスや全体的な軽さの部分でボウモアとの区別ができるかもしれません。この辺はもう幾つか味わってみて、しっかりと違いを認識できるようになりたいですね。

アードモア 12yo 1990年 ダン・イーダン

Ardmore 12yo 1990-2002 (Dan Eideann Cask#30112 46%)

香りはしっとりと落ち着いたピート香、白桃、イチゴ、ベリージャム、爽やかなハーブ系、木の箪笥のような少し古びた香り。

味わいは、やはり湿り気の強いピートの香り、桃、少し焦がしたバナナケーキ。ミドルから麦の甘さ、アーシーだが程よい甘さも兼ね備えている。フィニッシュにかけてもピーティさとフルーツ感の甘さが良いバランスで余韻を残す。

【Good/Very Good】

島系ではないピートというとアードモアが良く話題に上がりますが、呑んだことが無かったので増税前で買おうと思ったら軒並み売り切れておりまして……。お願いして、きりん力さんに頂いてしまいました。ありがとうございます!

グラスに注いだ瞬間から良いフルーツの香りが広がり、のっけから期待できました。鼻を近づけるとしっかりとしたピーティさが出ていますが、桃がメインのフルーツ感が良く出ています。味わいもピートとフルーツ感が均等にやってくる感じで、重苦しくないさらっとした味わいが印象的でした。塩っぽさが無いあたりでアイラモルトと区別ができそうでもありますが、美味しい90年代ボウモアと言われても納得してしまいそうです。