カテゴリー別アーカイブ: Aultmore – オルトモア

オルトモア12年 46% オフィシャルボトル

DSC04555.jpg

Aultmore 12yo (OB 46%)

香りは薄めの蜂蜜、トーストしたパン、若さを感じる乳酸系のフレーバー、やや塩気、レモンヨーグルト。

味わいはライトで、野菜系のジャム、柑橘類の皮目の苦味、スパイスが効いている、濃い目の蜂蜜ジュース、ややスモーキーさの残るフィニッシュ。

【Good】

ここ最近、どの蒸留所でもオフィシャルのシングルモルトをリリースする動きが増えてきていましたが、オルトモア蒸留所からも12年、21年、25年という3種類立てで2015年にリリースされました。近年のオフィシャルは安定したレベルで良いものも多いということで、ボトルシェアで購入してみようという話になり参加させて頂きました。

オルトモアの印象というと線が細く華奢な味わいという印象がありましたが、今回も方向としては近いように思われます。全体的に香味ともに若さを感じる内容ですが、フィニッシュにかけてのスモーキーさに少し意外性を感じました。平坦なスペイサイド・モルト、というだけではない変化があって面白いですね。

さて、オフィシャルのオルトモアというと「花と動物」が(半分オフィシャルという意味で)思い当たるのですが、あのシリーズはいつまで続けられるのかがわからなくなってきましたね。いまだに売られているところを見ると、定期的に供給があるものだと思うのですが、年に1,2回程度のバッチ生産なのでしょうか。これだけオフィシャルが充実してきた昨今ではラインナップ整理でいつの間にかフェードアウトしていきそうな気がしています。あのラベルとラインナップ、一定のファンはいると思っています。

aultmore-12-year-old-whisky

image via Master of Malt

 

 

広告

オルトモア1992-2013 21年 デュワーラトレー

image

Aultmore 1992-2013 21yo DEWAR RATTRAY CASK COLLECTION Cask#3498 Bourbon Barrel 49.4%

香りはべっこう飴、カカオ、カスタード、井草のような植物、紙とインクっぽい、奥にライムのようなサッパリとした柑橘系。

飲むと軽やかなハチミツ、薄めたレモン果汁、ヨーグルトのような乳製品のニュアンス。若々しいアルコール感を伴った収斂味が口の中を覆うが、フィニッシュはサッパリとして短め。

【Good】

デュワーラトレーより最近リリースされたオルトモア21年。非常にプレーンな印象で、これといって特徴が無いのが特徴……でしょうか。オルトモア自体をあまり呑んだことが無いため、ハウススタイルというものも掴めていませんが、このボトルからの印象は没個性的といった所でしょうか。ほんの少し加水すると、香りにも味にもチョコレート感が増して来て、そこまで緩く崩れたりはしないので、加水してゆったりと味わうのが良さそうです。

21年のカスクストレングスにしては49.4%と結構低めですね。かなり湿度が低い場所に置かれていたのでしょうか。もしかしたら、美味しい部分は天使が持って行ってしまったのかもしれませんね。