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ベンリネス 13年 1998 A.D.ラトレー

Benrinness 13yo 1998-2012 (A.D.Rattray “Cask Collection” 53.5%)

香りはサクランボのジャム、プラム、ビターチョコ、炭のニュアンス。

味わいは葡萄やサクランボのジャム、強くビターカカオなチョコレート、噛みごたえのあるテクスチャ、軽く出汁醤油、鼻抜けからの帰りに木炭のニュアンス、チャーした樽感が強めだが硫黄まではいかない。

【Good/Very Good】

デュワー・ラトレーからベンリネス 1998年 、13年熟成のものです。

色から見て分かる通り、かなりシェリーの樽感が支配的で、ビターチョコや紅茶感、アーシーさや木炭のようなフレーバーが個性的でした。出汁醤油のニュアンスが出ていないギリギリな所で、舌にざらつくようなニュアンスが印象的でした。

近年型のシェリーで、いわゆるどっかんシェリーといえばそうなのですが、その中でもダークシェリーなものとして尖った個性を出していると思いますし、個人的には結構「あり」だと思いました。これからの暑い夏場には不向きでしょうが、冬場の寒い時期なんかには、この手のシェリーカスクは美味しく頂けるのではないかと思います。

ベンリネス蒸留所はほとんど経験が無く、また樽が支配的な内容なので蒸留所の個性というのは分かりませんが、13年熟成にしては若さもそこまで感じません。これ以上の熟成は樽感が増すだけかとも思いますし、これはこれで詰め時だったのかと思いました。