カテゴリー別アーカイブ: Fettercairn – フェッターケアン

フェッターケアン 33年 1975 ザ・テイスター

DSC06829.jpg

Fettercairn 33yo 1975 (Scotch Malt Sales “The TASTER”, Cask#2314, 58.5%)

香りはローストしたナッツ、バターと麦のブラウンルー、ヌガーやキャラメル、微かにカモミールティー、白い花を思わせるフローラル。

味わいはねっとりとしたオイリーさ、バタースコッチ、マジパン、シロップ漬けの洋ナシとドライアプリコット、ミドルから白胡椒と薄めの紅茶のニュアンス、余韻にかけてハーブティに代わり意外とキレが良くまとまるフィニッシュ。

【Very Good】

スコッチモルト販売のザ・テイスター シリーズからフェッターケアンです。

「フェッターケアンらしさ」ってこれだったよね、と思えるようなオイリーさとほっこりした麦感。ともすれば野暮ったい味わいになりそうですが、そういうわけでもなく洗練された味わい。飲みごたえもちょうど良く、バランスが整っている印象です。

ザ・テイスター はウイスキー業界で著名な方がチョイスしたシリーズ。今年もトミントール1996がリリースされるなど、かなり長期に渡り続いているシリーズですね。このボトルをチョイスしたカーステン・エールリヒ氏はウイスキーフェアの主催者ということで、流石の選定眼。良い原酒を引っ張ってこれるコネクションが、こうして日本向けに良いボトルをリリースして頂ける原動力になるわけで、モルト飲みとしては嬉しい限りです。

ザ・テイスター シリーズはシンプルさと独特のロゴがスタイリッシュなラベルが好みです。シリーズとして揃って並んでいたらさぞかし壮観でしょうね。味わいも素晴らしかったので、やはり買っていなかったことを後悔するのでした……。

広告

フェッターケアン 19年 1995-2015 ウイスキーマガジン エディターズチョイス

dsc01105

Fettercairn 19yo 1995-2015 (Whisky Magazine EDITOR’S CHOICE, Cask#2805 Hogshead, 60.6%)

香りは、ややもったりとした麦を煮たニュアンス、シナモン、生クリーム、ややこってりとした味わいを連想させられる、奥に少しオレンジとリンゴ。

味わいは爽やかなリンゴ、ミドルからこなれた麦、少しバターっぽいオイリーさ、紅茶のニュアンス、じんわりとメンソール系のハーブが奥にある、フィニッシュは中程度でリンゴと清涼感が残る。

【Good/Very Good】

ウイスキーマガジンの編集者が選んだフェッターケアン、というのは美味しいのかどうかちょっと良くわからないのですが(笑) 飲んでみた感想としては、良いですね。

フェッターケアンらしさというとバターやクリームのような濃いめのニュアンスで、このボトルもそのニュアンスはあるにはありますがやや控えめ。代わりに爽やかなリンゴやハーブ系のニュアンスがあり、割りとサッパリとした仕上がりになっています。

90年代以降のクリアな味わいはフェッターケアンにもこのような変化をもたらした、といえるのかもしれません。いずれにしてもフルーティでややコクもある美味しいモルトです。こういうのが安定してリリースされたら素晴らしいですね。