カテゴリー別アーカイブ: GlenLossie – グレンロッシー

グレンロッシー 20yo 1992-2013 BBR

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GlenLossie 20yo 1992-2013 (BBR, Cask No.3464, 46%)

香りはオレンジ、こってりとした穀物の甘さ、白い花のニュアンス、汗のようなセクシーさもある、時間が経つと少し火薬っぽさも現れる。

味わいは穏やかで軽やかに流れるような口当たり、マーマレード、ピンクの果実、ミドルから落ち着いて素朴な麦の甘さ、まとまりが良くしみじみとしたフィニッシュ。

【Good/Very Good】

BBRオリジナルラベルのグレンロッシー、46%に加水されているボトルです。

ひっかかりが少なくするすると呑めるのは加水が巧いためでしょうか。オレンジなどのフルーティさもしっかりとあり、何も考えずにゆるゆると飲むにはちょうど良いボトルです。ロッシーらしさというのはあまり分かりませんが、軽やかで甘さのハッキリとしたフルーティさはスペイサイドらしい一本。

BBRの90年代蒸留のものはこういうプレーンな樽のものが多い印象で、ディアジオのオフィシャル樽に近いイメージがあります。こってりしたシェリー樽などはあまり持っていない印象。そのためか、どのボトルを飲んでも突き抜けて美味いものは無いように思えるのですが、安定した樽選びを堅実に続けている老舗、といったところでしょうか。

元々ワイン商のBBR、ワイン樽をウイスキー用におろしたりしていないのか、ちょっと気になります。あまりあれこれいじり倒そうという野心的なものは感じられないので、ウイスキーとワインは全く別物で考えられているのでしょうか。

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グレンロッシー 1988 ダンカンテイラー ショップボトル

GlenLossie 1998 (Duncan Taylor Shop only bottle 55.6%)

香りは桃、イチゴ、イチジクなどのベリー系、多彩なフルーツ感、少しオイリーなニュアンス、黒糖、軽くレザー感、こなれた麦のニュアンス。

味わいは度数の割にまったりとしたアタックで、缶詰の桃、イチゴ、クリーム感とあわさってフルーツケーキのよう、ミドルから紅茶感、クリームブリュレ、微かに青草のニュアンス、フィニッシュはやはりフルーツタルトの余韻が長く続く。

【Very Good】

こちらもモルト仲間の旅行みやげ。ボトラーのダンカンテイラーは、スペイサイドのハントリーにショップがあります。クライゲラヒやキースから東へ30kmほどの距離の町ですね。ここでは、ほとんどの蒸留所の原酒が統一されたラベルで売られています。90年代後半の原酒が主なので、近年のウイスキーを横断的に飲んでみたいという方には丁度いいのではないかと。

そんな中で彼が選んだのはグレンロッシー。マイナー蒸留所ですし、自分もそんなに沢山の種類を飲んだことはなかったのですが、このロッシーは自分の中ではベスト・ロッシーになりました。

まず香りのトップに桃とベリー系のフルーツ感がたっぷりと乗っていて、かなり期待しました。フルーツ感が強くて他のニュアンスが拾いにくいくらいなのですが、オイリーさや麦のニュアンスも奥に感じられました。そして飲んだ感じは香りの期待どおりのフルーツ感+クリーム感が合わさってケーキのようです。甘党な方にはかなり好みになるのではないでしょうか。飲んだ後の残り香にはリンゴと麹のような穀物感もあり、不思議ですが良い香りが楽しめました。

近年のマイナー蒸留所ということで普段はスルーしてしまいがちなのですが、改めて90年代原酒の堅実な味わいを感じることができました。さらにこのボトルは堅実さを飛び越えてかなりの出来に仕上がっています。流石のダンカンテイラー、といったところでしょうか。とても美味しいロッシーでした。