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グレン・スコシア オフィシャル10年 ヘビリーピート

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GlenScotia 10yo Heavily Peated (Official Bottle “Legend of Scotia” Campbeltown Picture House 100th Anniversary 50%)

香りはもっさりとした生クリーム、青りんご、青い梅、糠床、濡れた布製品、バタースコッチ、ミルクに浸したビスケットのニュアンス。

味わいはミルクがけの濃厚なメロン、バナナ、濃いバタースコッチ、じんわりと炭のようなピート感、リコリス、染みこむようなピートとバタースコッチがじんわりと続くフィニッシュ。

【Good/Very Good】

グレンスコシアから10年のヘビーピートもので、キャンベルタウンピクチャーハウスという映画館の100周年記念のボトルです。スコシアも最近ボトルのデザインが変更になりましたが、そのタイミングで出てきた1本ですね。某先生のブログでかなり好評だった記事を見ていたところに、ちょうど店舗で見かけたのでついつい買ってしまいました。うーん、ハマってますね(笑)

スコシアらしいといえばらしい生クリームなどのミルク感に溢れていて、そこに明らかにアイラのものとは異なるピート感が全体をぐっと引き締めている感じです。

香りには、どちらかというとクリーム感を通りすぎて糠床というか不思議なニュアンスがあり、またそこまで香り立ってきてはいないという印象でした。一方で、味わいはアタックから濃厚ミルク+フルーツ感がものすごいです。ミドルの染みこむようなピートやアーシーなニュアンスも好印象で、これは確かに凄いと感じました。個性が光っていますし、度数的にもちょうど良い塩梅で飲みやすかったです。

評価はかなり迷いましたが、香りがあまり立っておらずちょっとくぐもった感じと個人的にマイナスなフレーバーの部分が気になり、限りなくVery Goodに近いですがG/VGとしました。まだ開けてから時間が経っていないので、もしかしたらこれから開いてくるのかもしれません。しばらくしてからまた飲んでみると変わるかもしれませんね。

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2015/06/12 追記

およそ1ヶ月ほど経ちましたが、香りのくぐもった感じが晴れて、カスタードケーキやオレンジリキュールのようなフルーツ感がかなり湧き上がってきました。マイナスのフレーバーもほとんど消え去り、確かにこの内容ならば【Very Good】と言えると思います。

若さを感じなくもないですが、出汁感もありピートのこなれた感じもあり、とにかくとても個性的なボトル。ありきたりではないちょっと突き抜けた感じが好印象です。

グレン・スコシア 1992-2008 BBR セレクション 55.7%

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Glen Scotia 1992-2008 BBR Berrys’ Own Selection Cask#220&234 55.7%

香りはまず紙のニュアンスが少し漂い、次に干し草、微かにリンゴなどのフルーツ感。焦げた樽のニュアンスがあるが、あまり華やかな印象は無い。時間を置くとカスタードが香りに変化してきて、これは良いニュアンス。

味わいは、青臭い草、甘草のような薬草様、洋ナシ、プラム、オレンジのような多彩なフルーツ感が割としっかりと出てくる。少し土臭さ、海藻。最後にシェリー樽のようなニュアンスが微かに残る。

【Good】

BBRのグレンスコシア、カスクストレングスものです。香りも味も、どちらも最初にちょっとオフフレーバー的な部分が目立ちますが、中盤から結構多彩なフルーツ感が支配してきて美味しさが広がります。味わいはなかなか複雑さが目立ちますが、度数ほどのアタックやボディの強さは感じられませんでした。2樽のヴァッティングのようですが、どのような原酒を混ぜたのかが気になりますね。

グレンスコシアは、オフィシャルのボトルはもう少し乳製品っぽいニュアンスが強かったと記憶していますが、このボトルからはあまり感じられませんでした。香りの後半に感じられたカスタードっぽさが少し近かったかもしれません。