カテゴリー別アーカイブ: Rosebank – ローズバンク

ローズバンク 25年 1981 オフィシャル スペシャルリリース 2007

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Rosebank 25yo 1981 (OB Special Release 2007, 61.4%)

香りはグラノーラ、ハチミツ、青リンゴ、レモンピール、ポリッシュした家具のニュアンス、やや上品、少し焦げた麦とグラッシーなニュアンス。

味わいは少し強めのアタックで濃厚なハチミツ、バタースコッチ、ローストしたカシューナッツ、鼻抜けに青リンゴにやや井草のニュアンス、もったりと濃いめのハチミツに青りんごのニュアンスが残るフィニッシュ。

【Very Good】

オフィシャルのローズバンク25年。既に10年前となりましたが、2007年のスペシャリリリースのボトルです。

前述のシルバーシールのローズバンクと比較すると、やや青草や青リンゴなどが強めに感じられましたが、やはり同系統の味わいで麦由来のコクのある甘みがとても印象的でした。少しスパイシーなところもこちらの方が強めで、全体的に少し線が細い印象でしたね。とはいえ、十分なボディは持っており、どちらかというとシルバーシールが異色の太さだったという気がしています。

ローズバンクの長熟レンジを飲み比べさせて頂けるとはとても貴重な経験でした。感謝です!

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ローズバンク 30年 1975-2005 シルバーシール

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Rosebank 30yo 1975-2005 (Silver Seal “Sestante Collection”, Sherry Cask, 55.8%)

香りはハチミツ、砂糖がけのポリッジ、レモンの皮、少し青い草の香り、バタースコッチ、マジパン、スミレのニュアンス。

味わいはどっしりとしたハチミツと甘い麦粥、完熟リンゴの蜜、洋ナシ、噛みごたえあり、ミドルからカルダモンやホワイトペッパー、奥にグラッシーなニュアンス、フィニッシュはホワイトペッパーとはちみつ漬けリンゴが心地よく続く。

【Very Good/Excellent】

シルバーシールのセスタンテ・コレクションからローズバンク30年。

ローズバンク蒸留所はローランドらしく3回蒸留で、となるとライトなボディでややグラッシーなニュアンスが強いイメージがありました。しかしこのボトルは素晴らしく分厚い、噛みごたえのあるボディが印象的で、さらに麦由来と思しき甘さがとても強い。下手なシェリーカスクなんかよりも全然甘いです。1杯の満足感は非常に高く、その割には飲み疲れるような印象もない。いいバランスが保たれていました。

シルバーシールは高品質なものしかボトリングしないということですが、このボトルに関しては納得の出来でした。

ローズバンク 15年 1980年代前半流通 ゼニス イタリア向け

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Rosebank 15yo Sole Agent & Importer  Zenith Italia 61%

香りはいきなり強烈に広がる花の香り、少しオールド感のような高貴なニュアンスを伴っている。プラム、リンゴなどの果実感、ハッカのようなハーブ感、ワクシーなニュアンス。

味わいは、こってりとした濃厚なリンゴがオイリーなニュアンスと共に立ち上がる。シナモン、凝縮された麦の甘さ、多彩なフルーツ感、バナナケーキ、カスタード・プディング、カラメルやビターなチョコのニュアンス。鼻抜けから奥に薄めの紅茶の香り、少し甘味噌のような不思議な感覚あり。フィニッシュまで甘めであまり長すぎずすっと終わる。

【Very Good】

イタリア向けのローズバンク、これはオフィシャルだったでしょうか。80年代前半流通の15年ものということで、蒸留年は60年代後半ということになりそうです。61%とかなりのハイプルーフですが、突き刺すような感覚は少なく、しっかりとしたボディの強さに繋がっているような印象でした。のっけから香りが濃厚で、良いオールドボトルらしさというのでしょうか、シェリーではないものの高貴な香りが楽しめました。一方、味わいは甘さの中にしっかりとした麦感があり、若々しくはないものの長熟では出なさそうな良い麦の味わいを楽しむことができました。このバランスの良さは本当に素晴らしかったです。

このボトルはラベルのインパクトが大きいので、バーに行って見かけると「おっ、あれは……」と思うのですが、これまで呑んだことはありませんでした。素晴らしい味わいはラベルに負けていないですね。度数が異なるもの、年数が違うものなどもいくつかあるみたいなので、機会があればまた呑んでみたいです。