カテゴリー別アーカイブ: 【Okay/Good】

ロングモーン ディスティラーズ・チョイス 2016

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Longmorn Distiller’s Choice (OB No-Age-Statement 40%)

香りは少し若さを感じる乳酸菌飲料、淡い感じはあるがパパイヤ、アンデスメロンや瓜系のフルーティさを感じる、ややセメダイン香、素朴な麦感。

味わいは、軽さがあるがやや粘性を感じるフルーツ漬けオイル、パパイヤ、まだ若いマンゴー、スイカの皮に近い部分、やや苦味あり、ミドルから甘味のある芋類のニュアンス。フィニッシュはやや植物感が出てきて儚い。

【Okay/Good】

ロングモーン蒸留所からも年数表記なしのボトルが出てきました。従来の16年に取って代わるものかと思いますが、現時点では16年も終売とはなっていないようで、暫くは並行でリリースされていくのでしょうか。

味については、一言でいうともう少しがんばりましょう感が強いです。どうしたって若いニュアンスが出てきてしまっていて、太い麦感もなく軽くまとまっている浮ついた印象が拭えません。パパイヤなどのフルーツ感は奥に感じられますし、その内容は現行16年よりも良いものなのでポテンシャルは浅くはないと思うのですが、加水かフィルタリングなどの影響なのでしょうか。少し勿体無いな、と思うところです。

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グレングラッサ 5年 ハンドボトル オロロソ・シェリー オクタブカスク

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GlenGlassaugh 5yo 2009-2014 (OB Hand Bottling 500ml 58.4% Oloroso Sherry Octave)

香りはビターチョコレート、ドライレーズン、バタースコッチ、ハーブを漬けたオイル、薬草のニュアンスと良い樽香、シロップ漬けのフルーツ、微かに紹興酒のニュアンス。

味わいは、まず突き刺すアルコール、辛味がありスパイシー、タンニンの収斂味、ボディは薄い、ミドルから鉛筆カス、ホットチョコレート、レーズン、ラズベリー、ヨモギのようなハーブ感、生のナッツのオイリーなニュアンス。

【Okay/Good】

グレングラッサ蒸留所で購入できるハンドボトル。ちょうど5年という短熟で、オロロソシェリーのオクタブカスクという異色のものです。普通では考えられないようなちょっと不思議な組み合わせに、思わず買ってしまいました。

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香りは微かに若さを感じるものの、シェリーカスクの良い香りの成分が出ており、チョコレート系の甘さと少し苦さもありそうなハーブ感が良い具合にマッチしています。ここまでは5年とは思えないくらい良くまとまっていると思います。

一方、味わいは短熟らしく非常にピーキーで、まず強いアルコールの刺激がピリピリと主張します。薄めのボディも若さゆえでしょう。後半でようやく味わいらしいものが出てきていますが、生乾きのナッツ感などの少しオフフレーバー気味の部分も見え隠れします。少しの加水でピーキーさは和らぎ、ナッツのオイリーさが主張してきます。こちらの方が良さそうです。

小さい樽で5年、味わいに未熟感が残るものの、そこそこ良いまとまり方をしています。しかし、あまり長い時間をかけると今度は激渋のシェリーモルトが出来上がると思いますので、やはり長熟には向かなさそうです。

従来からのハウススタイルはさておき、ある意味グラッサの原酒の質を感じられるボトルです。そう考えると、少しオイリーでハーブ感のあるような独特のニュアンスなどが、グラッサの特徴と言えるのでしょうか。2008年の再起から早6年のグラッサですが、今後にも期待したいと思います。

ちなみにこのボトル、何名かのモルト仲間にテイスティングしてもらいましたが、好みが結構分かれるようで、そういう意味でも個性的なのではないかと思いました。熟成年数の若さをどう感じるか、というのが気になったのですが、10年未満の凄い若いという回答は意外と無く、20年程度と感じることも多かったようです。まあ5年というのは普通はあまり考えない範囲かもしれませんが、若すぎて嫌だ、という回答もありませんでした。オクタブカスクの熟成の早さが良い方向に働いているのかもしれません。好みはそれぞれですが、なかなか珍しいスペック、味わいですし、ちょっとしたことでツボにハマりそうです。