月別アーカイブ: 2017年4月

アイルランドに来ています

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アイルランド旅行に来ています。

写真はティーリング蒸留所のツアーにて。

これまではスコットランドばかりを見ていましたが、すこし違った視点を持ってみようかと思い、今回はアイルランドを訪問してみることにしました。

10年くらい前は、特にアイリッシュ・トラッドの音楽やドルイド思想などに興味があったこともあり、ウイスキーにハマる前は海外旅行はアイルランドにしたいなあ、と思っていたのですが、気がついてみたらこんなに後まわしになってしまいました。

昨夜は、ダブリンのパブで音楽を聴きながらギネスをやるという、ある意味念願だったことも叶えることができました。

まだ旅は始まったばかりですが、ウイスキーの蒸留所も含め、いろいろと見ていこうと思います。

帰った後にはまたいろいろとまとめてみようかと思います。

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[日本酒] 巖 authentic 701号 特別純米 直汲み 無濾過生原酒

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巖 authentic 701号 特別純米 直汲み 無濾過生原酒

華やかさがある最近の造り

と思いきや、最後にコクのような苦味のようなひとひねりがあり、複雑さを保ちながら終わるところが秀逸

この日の中では一番のお気に入り、の割に値段は良心的な、有難い一本

[日本酒] えぞ乃熊 純米吟醸酒

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えぞ乃熊 純米吟醸酒

メロンのフルーツ感と強めの甘味

酸は控えめのように思えるが、ベタッとはしないちょうど良さ

やや特徴にかけるものの、気負いなく愉しめる一本

 

北海道の日本酒を呑むのは久しぶりだった。昔は北海道の男山が美味いと思ったものだが、最近とんと縁が無いので、今飲むとどういう印象を持つのか逆に面白そうだ。

[日本酒] 豊久仁 純米吟醸 中取り本生

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豊久仁 純米吟醸 中取り本生

すっきりと品の良いメロンやバナナが香るフルーティさ

暫く置くと少しこってりとオイリーさやコクが強くなり変化が面白い

白身魚などのあまり濃くない和食に合いやすい一方で、線が細いためかパンチの強い料理には難しい

 

以前飲んで美味しかった豊久仁。1本家飲みように買っておいて暫く放置していました。改めて飲んでみると、やや線が細い印象のフルーティさですが、生酒のためか少々コクも出てきていました。というのも、寒い時期からつい先日まで物置の中で常温放置していたためかもしれません。冬の間は冷蔵庫よりも寒い場所になりますが、さすがに最近は気温が上がってきたので、そこで熟成が進んだかな、と。

単体で飲んで美味しい酒。酸がそこまで無いように感じるため、あまり料理に合わせるには向かないかも、という印象でした。

トマーティン 19年 1977-1997 ソサエティ 11.9

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Tomatin 19yo 1977-1997 (SMWS, Cask No. 11.9, 54.4%)

香りはカスタードクリーム、キャラメル、やや紙っぽいニュアンス、ヒノキかクスノキのような木香、少しメロンのようなフルーツ感があるが控えめ。

味わいは薄めのヘザーハニー、とかしたキャラメル、緑の草、青みのあるイチゴ、樹木のエグミのニュアンス、鼻抜けはケミカルなフルーツ感、風邪薬のシロップ、もっさりとしたリンゴのフレーバーとケミカル感が残るフィニッシュ。

【Good/Very Good】

ソサエティの11番はトマーティン。かなり昔のボトリングで、ソサエティのラベルもかなり古びた印象がありますね。ボトリング後20年が経過していますが、オールド香のようなものは特に感じませんでした。

 

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ボトルに書かれた一言コメントを見ると、なんと “Peaches, peaches…and more peaches”。ピーチ! ピーチ! ピーチ!! なんていうコメントが近年でもどこかで書かれていた記憶がありますが、20年前にも同じコメントがあったとは……(笑) 面白いですね。

しかしこのボトルからはあまり桃のニュアンスは取れませんでした。どちらかというとアタックに顕著な植物感の印象が強く、ミドルからのフルーツ感は植物感と混じってやや青いイチゴのようなニュアンスではないかと。人口甘味料的な、どことなく作為的な甘さは1976トマーティンにも通じるところがあると感じたものの、この1つ前に飲んだキンコー向け1976ベンリアック2ndに比べると、さらに桃やフルーツ感は薄めでした。

このあたりは、もしかしたらボトリング後の経年で飛んでしまったのかもしれません。もし本当に桃感満載ということであれば、昔からトマーティンにはその手のフレーバーが備わっていたということでしょうし、76ヴィンテージだけではないのでしょう。90年台トマーティンにも桃感がよく出ているものもあるということで、今後も76に匹敵するボトルが出てくるかもしれません。楽しみですね。

 

 

スペイモルト フロム マッカラン 1968-2009

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SPEYMALT from Macallan 1968 (G&M, Bottled in 2009, 43%)

香りはオレンジ、パイナップル、レーズンなど多彩なフルーツ感、クローブ、ナッツ、素朴なビスケット、ココアパウダー、アーモンドチョコのニュアンス。

味わいは酸味が強めのレモン、グレープフルーツなどの柑橘類、カスタードクリーム、レモンケーキ、ミドルからオークらしい収斂味、鼻抜けにクローブとカルダモンなどのスパイス、柑橘の酸味と木の皮のニュアンスが残るフィニッシュ。

【Good/Very Good】

GMがリリースするマッカラン。その1968ヴィンテージという、ちょっと経験が無い世界でしたが、飲んだ第一印象は「随分と酸味があるな」というものでした。

マッカランといえばやはりシェリーカスクで、しかもこのあたりの年代であれば心地よいレーズンやチョコレートのようなシェリーカスクの味わいを想像したのですが、実際には上記の通り。先入観で「こんな味がするはずだ」という思い込みを、良い意味で裏切られました。

G&Mのこのボトルもシングルカスクではないと思われますが、味わい的にはシェリーカスクではなくバーボンカスク主体のヴァッティングでしょうか。シェリーカスクにこだわるマッカランではありますが、バーボンカスクを使っていないわけではありませんし、そのなかでもかなりの量がG&Mにはあったということでしょう。

継続的にリリースされているスペイモルト・フロム・マッカランですが、味わいに統一性はあるのでしょうか。あまり飲んだことのないシリーズなので、ちょっと気になってきました。マッカランとしてではなく、先入観無く飲めばいろいろと発見があるのかもしれません。