月別アーカイブ: 2016年6月

姿 特別純米生酒 浴衣すがた

DSC07039

姿 特別純米生酒 浴衣すがた

さらっとして線が細い印象。吟醸ほどのするするという感じでは無いが、何にでも合いそうなスッキリした造り。

浴衣すがた、という名の通り、ボトルも含めて涼を感じられるところがまた良いですね。

広告

開運 特別純米 涼々

DSC07037

開運 特別純米 涼々

酸がしっかり立っていてコクもある。ちょっと驚きのコクの強さで美味い。

そのコクというのは海産系の出汁のようなニュアンスで、これは刺身から煮付け、あるいは少し濃い目の野菜の煮炊きなどに良いのでは。トマトを使った洋食にも合いそう。

 

龍力 山田錦生誕80周年記念 純米酒80

DSC07035

龍力 山田錦生誕80周年記念 純米酒80

香り、味ともにフルーティでバナナのニュアンスが強い。どう見ても吟醸造りなのだが、精米歩合80%の純米酒。恐れ入る。

酒造好適米としてその名を築き上げた山田錦は、今年で生まれてから80年になるそうです。その山田錦にこだわる兵庫の龍力、その造りを存分に発揮した1本と言えるでしょう。

雲嶺庵 純米吟醸生原酒 2016

DSC06751-2

雲嶺庵 純米吟醸生原酒 2016

さらっと流れるような飲みクチの中にコクが詰まっている。やや甘め、酸は控えめ。するするといけてしまうので大吟醸かと思った。と思ったら精米歩合50%だった。大吟醸じゃないか。

米は喜多方産の五百万石、ほまれ酒造の特別限定販売酒です。

ラガヴーリン 12年 カスクストレングス 2003年ボトリング

DSC06746

Lagavulin 12yo (OB bottled in 2003, 57.8%)

香りは強く塩と海藻、ヨード、ヘザーハニー、アンズ、グレープフルーツ、マーマレード、どれも良く主張する、白い花の香りのニュアンス、こなれた麦のニュアンス、やや落ち着いた雰囲気。

味わいは優しいアタックから始まり、強くブリニーさが襲う、塩キャラメル、バタースコッチ、ミドルからどっしりと塩と海藻、凝縮感と熟成感がしっかり、後半にピンクのグレープフルーツやマンダリンのようなフルーツ感、しっかりと塩の効いたピートとバターが長く続くフィニッシュ。

【Good/Very Good】

ラガヴーリンがほぼ毎年リリースしているカスクストレングス12年、こちらは2003年にボトリングされたものです。

ラガヴーリンとしてはかなりリッチな味わいで、ハイプルーフですが12年ほどの瓶熟のおかげか、やや落ち着いた感が出てきていて一体感があります。味の傾向はもちろんラガヴーリンのど直球で、オフィシャル16年と同じ傾向なのですが、飲みごたえがあり満足感が高い仕上がりになっています。あからさまなフルーツ感などは少ないので、よくも悪くもラガヴーリン、落ち着いていてどっしりとしたアイラの巨人だなあ、といった感想でした。

カスクストレングス12年は、2002年に1stボトルがリリースされ、2002年はもう1本2ndのリリースがあったそうです。といわけでこちらは3rdリリース。逆算すると1991年頃の蒸留で、90年代で安定して美味しくなってきた他のアイラ系と同様にラガヴーリンも近年系の美味い時代に。12年はボトルによってそれなりに味の傾向が違うこともあり毎年同じではないため、人によって好みの年が変わります。自分は2012年、2014年あたりはあまりピンとこなかったのですが、初期のボトルは質が良かったのか、ある程度瓶熟の効果もあってか、かなり良い味わいになっていました。

今年はラガヴーリンは創業200周年ということで、ずっと取っておいたこちらのボトルを開けて勝手ながらお祝いとさせて頂きました。200周年おめでとうございます。

DSC06749

暑さに負けないウイスキー

DSC00138

暑くなってきましたね。

ウイスキーは暑い時にはあまり飲みたくなくなる酒だと思っているのですが、夜はまだまだ涼しさを感じられる季節で、ピートが効いたアイラ系のモルトなどはこの時期にはちょうど良い。ハイボールやドライなタイプのモルトを愉しむのも良いと思います。

ところで、ウイスキーは暑いときには苦手、と思ったのですが、ふと考えてみると東南アジア諸国でもウイスキーは結構人気だったりします。台湾も日本に比べたらかなり暑い方ですし、ベトナム、タイ、そしてインド。いずれも暑さと湿度では日本なんて目じゃないくらいです。それでも、ウイスキーは結構人気の酒だったりします。ちょっと不思議な感覚。

インドにはアムルット蒸留所をはじめ沢山のウイスキー蒸留所があり、それらは植民地時代のイギリスの影響が強いからだと思いますが、ウイスキーを飲む文化は根付いているようで。密造ウイスキーのようなものも多いと聞きます。タイにもメコンウイスキーなど結構有名なものがあります。暑さは熱い酒で酔って忘れる、ということでしょうか。

そういえば去年ベトナムへ行った際にも、ウイスキーはかなりの種類、数が売られていました。シーバスリーガル18年やロイヤルサルートなどの高級ブレンデッドが人気だったようです。ちょうど旧正月(テト)の時期で周りにもウイスキーを買っている人が多かったのでいろいろと訊いてみると、ウイスキーは普段からそんなに飲む方ではないけれども、祭事や家族で集まる時など特別な場面では、ウイスキーを開けて皆で飲むということでした。ハレの日の特別な酒ですが、そういうときにはガンガン飲んでガンガン開けるそうです。

ベトナム(を含む中華圏の影響がある場所)は「乾杯」というと、文字通り飲み干すのがマナーというか礼儀のようなもの。ビールも一気ですがウイスキーも一気になりますので、アルコール中毒にはご注意を。